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飛行機雲、五月空に次々♪橋本市民「まるで芸術」
和歌山県橋本地方は5月15日午前、約20筋もの飛行機雲が青空キャンバスに顕れて、高野山麓・紀の川流域の、愉快な橋本風景を醸し出した。
この日午前6時の最低気温は14度、午後3時の最高気温は24度、風速1~2メートルとなかなか爽快。それでも午前9時頃、紀の川の遥か上空は、低温で湿気ているのか、ジェット旅客機などが往来すると、まるで鴨の水尾のように、長大な筋雲が生まれる。
その飛行機雲は、木々の新緑から、いきなり突き出てきたり、上空で東西にすれ違ったり。初めはジェット気流、やがて鱗(うろこ)だらけの飛龍状に化し、最後には浮雲の向こうへ消えて行く。
とくに若い人たちは、この〝青空芸術〟に驚き、必死でスマホ撮影する人も。「これは東京や大阪など、ビルの摩天楼では、なかなか気づかない。五月空はやっぱり橋本がいい」と見上げていた。
天気予報では16日も、初夏らしい、まずまずの天候をいただけそう。
写真は橋本市の紀の川上空に顕れ消えていく美しい飛行機雲の数々。
更新日:2019年5月16日 木曜日 00:01