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バラ園でハーモニカ&合唱楽しく♪橋本の岡本さん方

バラ園でハーモニカ&合唱を楽しむ「ローズコンサート イン こうぜ」が、5月10日、和歌山県橋本市河瀬の岡本雄裕(おかもと・たけひろ)さん方の庭園で開かれ、介護施設の高齢者や近隣住民ら約100人が、令和元年のひとときを堪能した。
岡本さん方のバラ庭園には赤や白、黄色など彩り豊かなバラが沢山開花。隣の東邦晴(ひがし・くにはる)さん方の屋敷の側壁でも、真っ赤なバラが満開になり、眩しいばかり。
そこにハーモニカバンド「橋本フリーハーモニー」メンバーの川原渡(かわはら・わたる)さん、吉原道子(よしはら・みちこ)さん、高木秀夫(たかぎ・ひでお)さん、板倉秋生(いたくら・あきお)さんの4人が登場した。
庭のパラソルの陰では、近くの小規模多機能型介護施設「多機能ハウスこうぜ」の高齢者らが、車椅子などで訪れ、一般市民約80人と共に着席。最初に岡本さんが「きょうはバラよりも素敵な心の花を咲かせてください」と開会挨拶。「橋本フリーハーモニー」の人たちは、「バラが咲いた」「高校三年生」「夏の思い出」など計17曲を心込めて演奏。これに合わせて、参加者全員、声高らかに合唱した。
演奏後に「アンコール、アンコール、ああこりゃこりゃ」という声が盛り上がり、坂倉さんが「そうでしょう、だから、あと2曲用意しています」と言うと、会場は「さすがやね」と爆笑。ハーモニカ伴奏で「函館の女(はこだてのひと)」「寒い朝」を歌い上げた。
参加者の中には、バラの香りの中、ハーモニカの響きに合わせて、懐かしい歌を口ずさみ、目頭を押さえる人もいて、昭和・平成の情緒をにじませていた。
この「ローズコンサート イン こうぜ」は、岡本さんと板倉さんが、介護施設の高齢者や近隣住民に楽しいひとときを提供しようと企画し、平成26年(2014)5月から毎年5月第2金曜日に開催。今年で5回目になる。
岡本さんは「ハーモニカ伴奏で歌ったり、住民同士の交流で仲よくなったり。皆さん、とても喜んでくれるので、これからもバラ栽培、ローズコンサートを続けたい」と話していた。
写真(上、中)は真っ赤なバラをバックにハーモニカ演奏する「橋本フリーハーモニー」のメンバー4人。写真(下)はハーモニカ伴奏に合わせて歌う参加者たち。


更新日:2019年5月11日 土曜日 00:00

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