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五光の滝「虹」も祝福♪国民投票1位やどり温泉近く

国民投票による「温泉総選挙2018」(ファミリー部門)で1位となった、和歌山県橋本市北宿の市設民営・温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」近くの、玉川峡・五光の滝で、3月27日、その名にふさわしい「五色の虹」が現れた。地元の「玉川愛好会」の上西進(うえにし・すすむ)会長は「まるで滝の虹が1位入賞を祝福してくれているようです」と喜んでいた。
「やどり温泉いやしの湯」=西裕生(にし・ゆうき)社長=は、弘法大師・空海が開いた世界遺産・高野山の山麓を流れる玉川峡谷にある。
今回の「温泉総選挙2018」ファミリー部門で、3万9036票を獲得して、全国の有名温泉地を大きく引き離して1位となった。さらに地球温暖化対策・国民運動の「COOL CHOICE」企業部門でも「特別賞」受賞の栄誉に輝いた。
「五光の滝」は同やどり温泉の西約200メートルの国道371号わきにある。滝は落差約30メートルで、昔は修行僧や山伏の行場。その名前は「滝が五色の虹に輝いて、神々しさに時を忘れる」という、故事に由来する。
この日午後3時頃の天候は快晴で、気温は20度前後、湿度26%、風速2メートルという心地よさ。空の滝口にあらわれる水は、滔々と音を立てて、水しぶきをあげながら、次々と滝壺に落ちる。
ある瞬間、滝壺の左下から右上にかけて、さっと閃光が走り、五色の虹が浮かび上がった。風の加減で水しぶきが変わると、虹も消えたり現れたりする。少しアングルを変えると、再び虹の橋が迫ってきた。
この素晴らしい「五光の滝」も、豪雨の際は、たびたび流木が滝壺を埋め尽くすなど、大被害を受けたが、上西会長らが必死で除去作業。滝壺の下流域には、アマゴの放流や、植樹なども行っている。
西社長が「お客様のおもてなしを大切にしたい」と受賞を喜べば、上西会長は「こんな素晴らしい滝が温泉近くにあり、しかも、運が良ければ五光の虹が拝めます。これからも玉川峡谷を守りたい」と誓っていた。
写真(上、中)はやどり温泉近くの五光の滝の滝壺付近に現れた五色の虹。写真(下)は五光の滝周辺の清掃に汗する上西会長。


更新日:2019年3月28日 木曜日 00:00

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