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絶景、高架橋が完成♪紀の川フルーツライン延伸期待

和歌山県九度山町で進められている「紀の川フルーツライン」(広域農道)の延伸工事で、南海高野線や国道、紀伊丹生川の上空を渡る高架橋・架設工事が完成し、「高架橋の風景記録を残したい」というカメラマンが、次々訪れている。
伊都振興局建設部の話では、この高架橋は南海高野線=難波~橋本~極楽橋(ケーブル)高野山=や、国道370号、紀の川にそそぐ紀伊丹生川を大きくまたぐ。
高架橋は長さ264メートル、幅6・5メートル(上下2車線)、橋脚の高さ47・8メートル。紀伊丹生川から橋床までの高さは75メートルで、これは20数階のビル屋上に匹敵する。
高架橋は2014年に着工。完成後も工事は着々と進められ、今後は高架橋の両端の地面に道路を敷設し、すでに完成済みの紀の川フルーツラインにつなぐ。2019年度中の完成を目指しており、ここが開通すると、紀の川フルーツラインは、橋本市清水~かつらぎ町東渋田(16キロ)を走れるようになる。
近い将来には清水~紀の川市荒見(24・4キロ)まで往来でき、荒見から京奈和自動車道・紀の川東ICへ約5分で乗れることになる。
南海高野線の車内の窓から、高架橋工事を見上げてきた乗客は「あんなに高いところで、立派につながった。日本の建築技術ってすごいね」と話す。
高架橋のたもとで、ドライバーが「早く橋の上を走りたいな」と言えば、カメラマンは「橋の下を走る電車と、橋の上を走る車の風景を撮りたいよ」とわくわく。撮影ポイントとなっている。
写真(上、下)は南海高野線や国道の上空で完成した紀の川フルーツラインの高架橋。写真(中)は同高架橋のやや遠景。


更新日:2019年2月10日 日曜日 00:00

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