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立春間近、白梅咲いた♪寒中の橋本、雨から霙へ
日本列島へ寒波が押し寄せた1月31日、高野山麓の和歌山県橋本市では終日、小雨や霙(みぞれ)が降り続く中、愛宕山付近では早くも白梅が開花した。今年も2月3日は節分、同4日は立春だが、寒さと暖かさは当分繰り返されそう。
この日、橋本市の紀の川流域のまちは、未明から断続的に雨が降り、昼間は国城山(標高552メートル)を雨雲が取り巻いた。
愛宕山(あたごさん)近くの梅が枝は、すでに白梅が咲き始め、無数の蕾(つぼみ)がふくらんで、雨粒がきらりと光っては落ちる。
それでも夜の戸張(とばり)が下りると、雨は急激に冷たい霙に変わり、まちは灯明かりの中で、静まり返っていた。
JR・南海橋本駅近くの居酒屋のテレビ(天気予報)では2月1日、雨は降らないが一段と寒くなり、2日以降は最低気温こそ低いものの、最高気温は10度を超える暖かさになりそう。表通りでは傘さした高齢者らが、「インフルエンザ、こわいで」「マスクして鼻や口を湿らすんや」などと注意しあっていた。
ちなみにインフルエンザ定点観測による、流行の目安は「注意報=10以上30未満」「警報=30以上」だが、橋本保健所管内の11月24日~1月6日の定点数は「注意報=11・17」となっている。
写真(上、下)は寒中に早くも開花、無数の蕾ふくらむ梅の花。写真(中)は国城山を取り巻く冷たい雨雲の風景。
更新日:2019年2月1日 金曜日 00:00