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幸村もびっくり、冬至の名月♪くどやまインライトン

戦国武将・真田幸村も驚くほどの名月が、平成最後の冬至の12月22日、幸村ゆかりの和歌山県九度山町のイルミネーション装飾「くどやまインライトン」(古語=光を注ぐ、照らす)の空に輝き、滅多に味わえない雰囲気を漂わせた。
「くどやまインライトン」は、九度山商工会青年部主催。場所は同町入郷の道の駅「柿の郷くどやま」前の入郷児童館わきの公園。そばを紀の川に注ぐ紀伊丹生川が流れている。
約4000個のLED電球を活用。藤棚の中央には、約10メートルのブルーのクリスマスツリーを立て、川側には真田家の六文銭・旗印(高さ約1・8メートル、幅約3メートル)を表示した。
その隣では、県立紀北工業高校・ものづくり部製作の、幸村の甲冑姿や六文銭の扇などが点滅。藤棚では丸い目をしたサンタクロースがよじ登り、幾つものクリスマスツリーで眩いばかり。
この日午後5時、日没後の点灯後の空は、厚い雲におおわれていたが、約30分後には奇跡的に、真ん丸い名月が雲間からあらわれ、「くどやまインライトン」に夢のような趣(おもむき)を呈した。これに気付いた家族連れや若いカップルらは、あわててスマホ撮影を楽しんでいた。
今回の「満月」は、正確には23日(日)午前2時49分で、この「名月」を満月と言っても過言ではなさそう。
点灯期間は1月14日(祝)まで。時間は午後5時~同12時。公園にはベンチもある。観覧無料。南海和歌山線・九度山駅から徒歩で10分余り、京奈和自動車道・高野口ICから車で10分前後。
九度山町商工会青年部(電話=0736・54・4268)。
写真(上)は「くどやまインライトン」の空に輝く冬至の満月。写真(中)は真田家家紋や紀北工業高校ものづくり部製作の「甲冑姿の幸村」のLED看板。写真(下)は藤棚の下は電飾クリスマスツリーで楽しく輝く。


更新日:2018年12月23日 日曜日 00:00

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