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特殊詐欺に注意!置石標語で訴え~橋本高校野球部員

オレオレ詐欺などの「特殊詐欺被害」に遭わないようにと、和歌山県橋本市の県立橋本高校野・球部員26人は10月24日、同市古佐田の古佐田区民会館で、ラグビーボール大の石や煉瓦(れんが)大の置石(おきいし)に、「金送れ 振り込む前に まず相談」などの標語&イラストを描いて、JR・南海橋本駅近くの通路わきに並べ、多くの乗降客に注意を喚起した。
ユニホーム姿の野球部員と女子マネジャーらが放課後、同会館に集合。地元の橋本署・駅前交番所や老人クラブ連合会、人権サークルが協力した。
橋本駅前交番の向井孝徳(むかい・たかのり)巡査が、特殊詐欺の被害状況などについて説明。「皆さんの家族にも、被害に遭わないよう、伝えてほしい」と話した。
この後、野球部員たちは、テーブルに置かれた河原石など約100個に、「あまいはなしに気をつけよう!」「だまされたら あきまへんで!」などと、誰にもわかりやすい標語を書き、女性が受話器を耳にする姿などのイラストを描いた。
この置石は早速、橋本駅近くの通路わきに並べると、往来する乗降客から、「なかなかよく描けてる」「絶対だまされへんよ」などという声が聞こえた。
主将で2年生の武田直也(たけだ・なおや)さん(17)は「この置石を見て、多くの方々に、特殊詐欺の怖さを知ってもいたい」と話していた。
写真(上、下)は特殊詐欺の被害に要注意の標語&イラストを描く橋本高校野球部員たち。写真(中)は橋本駅近くに並べられた置石。


更新日:2018年10月25日 木曜日 21:23

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