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運休!南海・橋本~高野山駅~台風被害バス代行運転

南海電鉄・和歌山線の高野下駅(和歌山県九度山町)~極楽橋駅(同県高野町)~高野山駅(同)間は、今年最強の台風21号の影響で倒木や架線切れ被害を受け、9月6日(木)早朝から運行休止となり、バスまたはタクシーの代行運転に切り替えている。
今回の台風21号最接近により、同電鉄・高野下駅~極楽橋駅間は倒木、極楽橋駅~高野山駅間(ケーブルカー)で架線が切れるなど、数10か所で被害を受けた。
昨年10月の台風21号・豪雨では、上古沢駅付近の山斜面が地滑り。高野下駅~極楽橋駅間で、3月30日まで運行休止となったが、今回は地盤が完全補強されていて、被害は全くなかったという。
同電鉄では昨年の豪雨災害時と同様、橋本駅前に大型バスを待機させ、同駅~高野山駅間を代替輸送。午後7時以降はタクシー輸送に切り替えている。今後、数10か所の倒木、架線切れ修復作業に当たるため、運行休止は当分続きそう。
橋本駅では駅前広場にプレハブ造りの仮事務所を設け、職員を配置し、高野線の沿線住民や、国内外からの高野山参拝・観光客に対し、親切な案内対応に努めている。
写真(上)は橋本駅前で発着する代行バスと大勢の高野山参拝・観光客=昨年10月の台風豪雨被害後の橋本駅前の風景。写真(中)は極楽橋駅~高野山駅を結ぶケーブルカー。運行再開が待たれる南海高野線の紀の川鉄橋を渡る電車=普段の光景。


更新日:2018年9月7日 金曜日 03:12

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