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美しく甘~い♪天野の里「さくらんぼトマト」新発売
和歌山県かつらぎ町下天野の農業・北眞由美(きた・まゆみ)さん(63)は、昆布粉末などを肥料にしてプチトマトを栽培し、商品名「高野山の麓 天野の里 さくらんぼトマト」として発売、「上品な甘みをフルーツ感覚で味わえる」と好評を博している。
北さんは、1700年以上の歴史のある丹生都比売(にうつひめ)神社や、名産・天野米(あまのまい)で知られる天野の里で、古代米をはじめキュウリ、ニンニク、メロンなどを栽培している。
今回、抜群の味を求めていたところ、美味しいプチトマトに出会い今春、プチトマトをハウス栽培。丁寧に昆布の粉末など有機肥料を与えた。
今夏、試食を重ねたところ、「まるでさくらんぼを口に含んだようで、皮ごと楽しく食べられる」「たとえトマト嫌いの子供でも、うまい、甘いと言って喜んでくれる」ことがわかり、7月上旬から発売を開始。収獲・販売は10月末頃まで続きそう。
この「高野山の麓 天野の里 さくらんぼトマト」は1パック200グラム以上(12~15個)500円(税込)、1箱4パック入り2000円(同)=クール宅急便・送料は全国一律1500円。
和歌山県橋本市岸上の産直市場「やっちょん広場」や、かつらぎ町滝の国道480号沿いの「道の駅くしがきの里」で販売。ネット(北眞由美)でも受付けている。
8月22日、和歌山県伊都振興局で、さくらんぼトマトを披露した北さんは、「今後もレモン果汁を、株の根元に垂らすなど、研究に研究を重ね、最高級品をつくりたい」と意欲を見せていた。
注文・問い合わせは北眞由美さん(携帯電話=090・5908・7932)。
写真(上、中)は美しくて甘~い「高野山の麓 天野の里 さくらんぼトマト」=県職員に撮影協力してもらいました。写真(下)は新栽培した「さくらんぼトマト」を説明する北さん。