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手作り玩具で園児と交流♪学生らボランティア体験
高校・大学生らが手作り玩具(がんぐ)で子供たちと交流する、橋本市社会福祉協議会主催の「夏休みボランティア体験」が、和歌山県橋本市の古佐田区民会館や、同市東家の橋本こども園で行われた。
同協議会がボランティア体験の希望者を募集。同協議会事務局の岡井奈保(おかい・なお)さんと共に高校・大学生ら37人が、古佐田区民会館に参集し、市民ボランティア「ハローグループ」=山本(やまもと)みや会長=の会員6人が協力。
高校・大学生らは、岡井さんや「ハローグループ」メンバーの指導で、ノコギリや竹、折り紙などを使って、「ブンブンゴマ」「コッポリ」「ピョンピョンガエル」などを制作した。
この後、全員、橋本こども園に移動。集まった3~5歳の園児たちの前で、それぞれ「部活はサッカー」「ぼくは卓球」などと自己紹介すると、園児らは「すごーい」と大歓声。園児たちが歓迎の合唱をすると、高校・大学生も手拍子で心を合わせていた。
また、作り立ての玩具をブルーシートに並べ、ブンブンゴマの回し方や、コッポリを履いての歩き方などを、やさしく教えると、園児らはだんだん上手になり、園児も高校・大学生も笑顔でいっぱい。
野上紀代(のがみ・のりよ)園長は「私が以前、保育園で見守った子供たちも、今は高校・大学生になり、子供たちを遊ばせてくれました。お互いの成長に素晴らしい交流・体験になったと思います」と話し、謝辞を述べていた。
写真(上)は子供たちにプレゼント用の玩具作りを体験する高校・大学生ら。写真(中)は園児たちの合唱で歓迎されるボランティア体験の参加者たち。写真(下)は高校・大学生らの指導でブンブンゴマを回す園児たち。