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ヒマワリ満開、電車快走♪南海・紀伊清水駅近く
和歌山県橋本市清水の南海高野線・紀伊清水駅東約200メートルの線路沿いで、今、約130本のヒマワリが満開になり、南海難波~高野山駅を往来する、国内外の大勢の観光客らに夏本番を告げている。
ヒマワリは高さ約2メートルで、線路北側に2列に並んで開花。真夏の太陽の光を燦々(さんさん)と浴びて、まるで笑顔のように黄金色に輝く。カメラでクローズアップすると、中央の筒状花(とうじょうか)に数匹のミツバチが集まり、甘い蜜の幸せタイムを味わっていた。
これは南海電鉄が推進している「こうや花鉄道 花屏風」プロジェクトの一環で、同電鉄OBが種をまいて苗を育て今年5月、同市学文路の「ふるさとさーくる学文路」=水落健二(みぞおち・けんじ)代表=の会員20人が協力、その苗を植えた。
同電鉄OBは強風でヒマワリが倒れないように支え木を添えたうえ、紀伊清水駅から連日2回、ポリバケツ10杯(200リットル)分の水を車で運び、丹念に水やりを続けてきた。
「ふるさとさーくる学文路」メンバーで、「伊都橋本を愛する会」の畑野富雄(はたの・とみお)代表は「こんなに見事に咲いてうれしい。南海沿線はヒマワリだけでなく、四季の花々に彩られ、多くの観光客に喜ばれています」とアピールしていた。
写真(上、下)は電車が往来する線路沿いで満開のヒマワリの花。写真(中)はヒワリ中央の筒状花(とうじょうか)はミツバチの天国になっている。
更新日:2018年7月14日 土曜日 00:00