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うまい!イチゴアイス♪九度山・幸村イラスト輝く
イチゴと柿の名産地、和歌山県九度山町の柿加工グループ=前田勝子(まえだ・かつこ)代表=は今回、地元産のイチゴを使った「くどやまイチゴアイス」を開発して、同町丹生川246の玉川(紀伊丹生川)沿いにある、農林総合研修センター・ふるさと物産店「さえもん」で販売、「うまい」と好評を博している。
このイチゴアイスは、いわゆる「ラクトアイス」で、無脂乳固形分6・8%、乳脂肪分4・6%。原材料はイチゴ、牛乳、砂糖、レモン果汁などで、内容量は80ml。
アイスカップは戦国武将・真田幸村ゆかりの九度山らしく、同町のキャラクター・甲冑姿の「ゆきむらさま」のイラストで飾られている。販売価格は1カップ300円(税込)。
九度山には観光農園「イチゴランド カプリ」=山本省五(やまもと・しょうご)園主=や、同町安田島の「いちごの里 裕(ゆう)」=前悦二(まえ・えつじ)代表=、同町慈尊院・安田島の「奥いちご農園」=奥猛(おく・たけし)代表=がある。
同加工グループは、これら3軒の農園で栽培・収穫されたイチゴ「紅ほっぺ」を使って試作を重ね、初夏の「真田祭り」や秋の「収穫祭」などで試食を繰り返したところ、「冷たくてどこにもない素敵な甘さ」と大好評を得た。
そこで、今年4月に商品化。先ずふるさと物産店「さえもん」で販売し、7月1日からは同町の道の駅「柿の郷くどやま」にある「よってって」で販売する予定。
前田代表は「九度山は日本一の富有柿とともにイチゴの名産地です。他にない私たちふる里の味をぜひ味わってほしい」とアピールしていた。
問い合わせは前田勝子代表(0736・54・3439)。
写真(上、下)は新製品「くどやまイチゴアイス」。写真(中)は材料の九度山のイチゴ「紅ほっぺ」。