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橋本の魅力を世界へ♪インスタ女子部・短大生に委嘱
和歌山県橋本市の魅力をインスタグラム(Instagram)に投稿アピールする「インスタ女子部」に、和歌山信愛女子短期大学・生活文化学科の学生6人が選ばれ、6月26日、その委嘱式が市長室で行われた。平木哲朗(ひらき・てつろう)市長が「市外在住の女学生目線で、橋本の魅力発信をお願いします」と述べると、学生たちは「がんばります」と笑顔で誓っていた。
今年1月の同市主催の「高野山麓はしもとインターカレッジ・コンペティション」で、「はしもとインスタ女子部」の結成を提案した和歌山信愛女子短期大学・生活文化ゼミ=伊藤宏(いとう・ひろし)教授・学生5人=チームが、第1位(最優秀賞)となった。
そこで、提案学生はすでに卒業しているが、同市は伊藤教授に相談のうえ、その後輩で2年生の谷口美羽(たにぐち・みう)さん、古川美紅(ふるかわ・みく)さん、森下奈央(もりした・なお)さん、1年生の榎本絢音(えのもと・あやね)さん、中島彩(なかじま・あや)さん、山田佳奈(やまだ・かな)さんの6人に、「インスタ女子部」メンバーとして活動するよう委嘱した。
この日の委嘱式には、伊藤教授と谷口さん、古川さん、森下さんの3人が出席。市役所2階の市長室で、平木市長から一人ひとり委嘱状が手渡された。
平木市長は「私たちもインスタグラムに挑んでいるが、なかなかフォロワーが伸びてこない。やはり既成概念にとらわれる橋本市職員ではなく、市外在住の女学生の純粋目線で、しっかりいいところを見つけていただき、すてきな写真で世界に紹介してほしい」と希望を述べた。
和歌山市や有田市在住の谷口さんら3人は、今のところ「橋本のカフェ・ランチめぐりが楽しい」「夏のサマーボールは知っています」という程度だが、7月1日から1年間は、シティーセールス推進課の城野将志(じょうの・まさし)定住促進係長らとともに、橋本市内をどんどんめぐり、まちや山河の景色、おいしい農産物、素敵なお店など、「インスタ映えスポット」を見つけては、SNSで世界に発信する。
平木市長は「皆さんの活動経費は出来る限り応援したい。皆さんの活躍により、多くの方々が橋本観光を楽しんだり、移住定住につながったり…。SNS・フォロワーの激増を期待しています」と話していた。
写真(上)は「はしもとインスタ女子部」の委嘱式=平木市長から委嘱状を受ける和歌山信愛女子短期大学の学生たち。写真(中)は「橋本市Instagram」ページ。写真(下)は「はしもとインスタ女子部」の左から谷口さん、古川さん、森下さん。