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ぎょぎょ初午に魚まき!橋本の珍行事~市民ら大喜び
ふつうの「餅(もち)まき」ではなく、「魚(さかな)まき」という、滅多に見られない「厄除け行事」が、旧・初午(はつうま)の3月27日、和歌山県橋本市賢堂1114の1、奈和建設=乾芳之(いぬい・よしゆき)社長=で行われ、大勢の市民を喜ばせた。
この日用意されたのは、鯖(さば=体長約40センチ)30匹、秋刀魚さんま=同30センチ)40匹。そのうえ紅白の餅、うどん玉、コンニャク、天ぷら、お菓子、パンなど、バラエティーに富んだ品々もそろえた。
乾社長と妻・喜代美(きよみ)さん、長男、二男、長女の5人が、同社南側のガレージの屋根に登場。乾社長が参加者に謝辞を述べたあと、「餅まき」や「お菓子まき」を行い、最後に乾社長が、喜代美さんから、新鮮な鯖や秋刀魚を受け取り、空高く投げると、市民らは必死で受け取り、歓声を上げていた。
この行事は平成11年(1999)、乾社長41歳の厄年から毎年、旧・初午に実施。「きょうは快晴で、とても暖かく、春爛漫です。元気な皆様の姿を見ることができてうれしい。この大切な伝統行事、来年もやりますので、ぜひ来てください」と言っていた。
来年の同行事の問い合わせは同社(0736・32・3733)へ。
写真(上、中)は「餅まき」ならぬ「魚まき」をする乾社長の一家。写真(下)は用意された沢山の鯖やお菓子などの品々と乾社長・夫妻ら。
更新日:2018年3月28日 水曜日 00:00