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若者、妖怪に出会う!黒河道物語~学生ら影絵上演へ

大阪市立デザイン教育研究所(OMCD)=大阪市阿倍野区文の里=の学生たちが、世界遺産・高野山参詣「黒河道(くろこみち)」を舞台にした影絵「馬男(まご)と山獺(さんたつ)~黒河道物語」を製作し、3月24日(土)、和歌山県橋本市東家の同市図書館で初上演する。同研究所の塩崎浩之(しおざき・ひろゆき)専任講師は、「暫くのお時間、愉快な影絵を楽しんでください」と言っている。観覧無料。
紀伊国名所図会(文化8年=1811出版)に紹介されている「雑事(ぞうじ)のぼり」よると、高野山麓の農家の人々は、農作物を高野山の僧侶に奉納するため、橋本市賢堂の定福寺(じょうふくじ)付近を起点とする黒河道を歩いている。
そこで同教育研究所の1年生5人は昨年夏、この黒河道を歩行体験した実感を基に今回、「雑事のぼり」の物語や、影絵キャラクターを考案・創作。黒河道の発着点である橋本市で披露することにした。
ストーリーは高野山麓の若者(馬男)が、雑事のぼりを任され、はたごんぼ(牛蒡=こぼう)や柿、茄子(なすび)を担いで、高野山に向かう途中、いたずら好きの妖怪(山獺)に出会い、大変な目に遭うのだが…という、ちょっと怖くも楽しい約20分間の素敵なお話。
背景の絵は、浮世絵で名高い歌川広重(うたがわ・ひろしげ)の作品を参考に、深山(みやま)の中の黒河道や、高野山・根本大塔などを表現。そこに呑気(のんき)な若者や、可愛くも怖そうな山獺、錫杖(しゃくじょう)や数珠(じゅず)を手にした僧侶らが現れる。
上演場所は、橋本市教育文化会館5階の橋本市図書館・絵本コーナー。時間は午前11時から。
同教育研究所の学生36人は昨年夏、黒河道を歩行体験し、その時に撮影した写真を冊子「OMCD~2018 GUIDANCE(ガイダンス)」に掲載アピール。
昨年秋には、台風21号による地滑りで南海高野線(高野下~極楽橋)が運休となり、橋本駅前の代行バス輸送の乗客たちに、市提供の柿や観光パンフを一人一人に手渡すなど奉仕活動している。
写真は影絵「馬男(まご)と山獺(さんたつ)~黒河道物語」の3シーン。

更新日:2018年3月22日 木曜日 00:00

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