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五百羅漢や鹿などパチり…♪いきいき学園・写真展

和歌山県の橋本市民大学「いきいき学園」写真クラブの「第7回写真展」が、3月16日、橋本市東家の橋本市教育文化会館4階の展示室で開幕した。同18日(日)まで。観覧無料。
「いきいき学園」写真クラブが主催、橋本市文化スポーツ振興公社が後援。クラブ員32人が組写真(6組)を含む計71枚の作品を出展している。
顧問の中本義則(なかもと・よしのり)さんは、大分県江須賀の曹洞宗・東光寺の五百羅漢(ごひゃくらかん)を「修業中」のタイトルで紹介。お腹の仏様を披歴(ひれき)する姿や、眩しいばかりの仏足跡(ぶっそくせき)など、修業羅漢の喜怒哀楽を6枚組写真で伝えている。
辻上嬉代美(つじうえ・きよみ)さんの「キスしよう」は、森の中の鹿(しか)が、大木の幹にうつる自分の影に近付き、思わず己が影に口づけする瞬間をパチリ。大自然の中の、微笑ましい1シーンをとらえている。
富岡清隆(とみおか・きよたか)さんの「和のかたち」は3枚組みのモノクロ写真で、京都・大徳寺の屋根瓦、白壁、襖(ふすま)を活写。すべてのムダを取り除き、日本特有の建造物の美しさをクローズアップしている。
同写真クラブの会員は36人(うち男性22人、女性14人)。橋本写真クラブの元会長・大谷憲弘(おおたに・のりひろ)さんを講師に、春秋年2回の撮影会があり、毎月の例会で作品講評を受ける。
また毎月1回、中本義則さんを講師に、基礎・応用講習会を開催。秀作は橋本市図書館で展示されている。
この「第7回写真展」開催時間は、3月17日(土)は午前9時~午後5時、同18日(日)は午前9時~午後4時。3月17日午後1時30分からは、写真家・有野永霧(ありの・えいむ)さんが会場をめぐり、各作品の前で1枚1枚について講評する。
「いきいき学園」写真クラブの古倉伸二(ふるくら・しんじ)会長は「私たちはそれぞれ自由テーマで写真を撮っています。ぜひ、ご高覧のうえ、率直なご批評をいただければ有難いです」と言っている。
写真(上)は中本義則さんの「修業中」(6枚組)の一部。写真(中)は辻上嬉代美さんの作品「キスしよう」。写真(下)は「いきいき学園」写真クラブの「第7回写真展」の風景。


更新日:2018年3月17日 土曜日 00:01

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