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幸村の里に「楓」の紅葉♪道の駅・心和む家族連れ

戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町入郷の道の駅「柿の郷くどやま」で、2本の楓(ふう)の大木が、まるで〝真田の赤備え〟のように色鮮やかに紅葉し、近府県から訪れる観光客の心を和ませている。
楓(ふう)とはマンサク科フウ属で、楓(かえで)と読むカエデ科カエデ属とは、まったく別の落葉高木で、滑り台など大型遊具のある「アミューズメント広場」わきに聳えている。
2本の楓は、高さ約10余メートル、枝張り約5メートルもあり、1本は根元付近から4本の幹、もう1本は3本の幹に分枝、無数の紅葉に覆われている。
その木陰には、真田幸村と十勇士のキャラクター「顔出しパネル」(11枚)が設けられ、赤地に金色の真田家の家紋・六文銭や「紀州 九度山」と染め抜いた幾本もの旗が、初冬の風になびいている。
その眩(まばゆ)いばかりの風景に、道の駅でお茶を飲んだり、お土産を買ったりした観光客がおどろき、若いカップルらは楓をバックに記念撮影。子供たちは遊具で遊んだり、顔出しパネルで幸村に変身したり。親御さんらは、たまらなく可愛い子供の表情を、微笑みながらスマホ撮影していた。
橋本市のフォトライター・北森久雄(きたもり・ひさお)さんは「やっぱり写真は、楓だけでも、子供だけでもだめですね。楓の下に家族連れがいてこそ、ほのぼのとした写真になります」と話していた。
写真(上)は楓(ふう)の紅葉をバックにしてお父さんに「高い高い」してもらう女の子。写真(中)は初冬の風になびく真田家・六文銭を染め抜いた〝真田の赤備え〟の旗と楓の木。写真(下)は見事な楓の紅葉と「顔出しパネル」を挟んで左側に子供、右側にお母さん。


更新日:2017年12月7日 木曜日 00:00

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