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五色の吹き流し「雲」出現♪4日「中秋の名月」期待
〝中秋の名月〟を翌日に控えた10月3日夕刻、和歌山県橋本市の北西の和泉葛城金剛山(いずみかつらぎこんごうざん)の山上に〝吹き流し〟のような綺麗な雲があらわれ、蒼穹(そうきゅう=青空)を際立たせて、「あぁ、明日はお月見ができそう」と、散歩中の市民らを喜ばせた。
この日午後5時ごろ、同市北馬場の橋本市運動公園わきの高台に立つと、遥か西の和歌山市側から奈良県側にかけて、和泉葛城金剛山の空に、想像を絶する長さの〝五色の吹き流し〟のような雲が出現。そこから孫悟空(そんごくう)でも乗っていそうな、小さな雲が現れては消える。サルスベリの枝葉が影絵のように風に揺れていた。
10月4日(水)は中秋の名月。天気予報では晴れ。「雨月」「無月」も情緒はあるが、例えば萩薄(はぎすすき)に団子(だんご)を供え、ゆったり見上げる名月は格別。犬を連れて散歩中の女性たちは、北西の夕空を眺めながら、秋の夕間暮れを楽しんでいた。
写真(上)(中)(下)は和泉葛城山から金剛山方面にかけて蒼穹に現れた〝五色の吹き流し〟のような雲。
更新日:2017年10月3日 火曜日 20:39