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高砂ゆりの群生輝く♪京奈和道・奈良側も便利に

和歌山県橋本市を経由する京奈和自動車道・高野口~橋本~橋本東の各IC(インターチェンジ)間の山斜面などで、今、真っ白い高砂ゆりが満開になり、初秋の橋本情緒を呈している。とくに奈良側の御所南IC(インターチェンジ=奈良県御所市)~五條北IC(同県五條市)間7・2キロが19日に開通したばかりで、往来するドライバーも楽しそう。
高砂ゆりは台湾原産だが、日本では園芸用に移入され、種子が風に運ばれて広範囲に分布。時には集団移動して、そっくり繁殖地が変わることもある。
京奈和自動車道では、今、橋本市原田の原田跨線橋(こせんきょう)~同市隅田町垂井付近の山斜面に群生。高さ約1メートルの茎から、数輪の白い花(直径15~20センチ)を咲かせ、初秋の風に揺れている。
ドライバーの中には、わざわざ京奈和自動車道・橋本ICを降りて、側道を隅田町方面に走り、安全な場所に車を止めて、「白ゆりの群生」をスマホ撮影し、友人知人に配信する高砂ゆり愛好家もいる。
今回の御所南IC~五條北IC間の開通で、和歌山市の和歌山JCT(ジャンクション)~橿原高田IC間61・7キロが直結。一部で現道走行が必要なものの、今は、西名阪自動車道とつながる郡山下ツ道JCTまでスピーディーに走れるようになった。
橋本・伊都地方には、春は高野口庚申山(こうしんさん)の桜まつり、夏は高野山のロウソクまつり、秋は隅田八幡神社の担ぎ屋台(だんじり)など多彩で、冬は玉川峡の「やどり温泉いやしの湯」で心身を癒せる環境もある。
多くの市民は「高砂ゆりなど花々の美しさはもちろん、ぜひ、京奈和道を一度降りて、郷土のさまざまな歴史・文化を体験してほしい」と来訪を期待している。
写真はいずれも橋本市の京奈和自動車道の両サイドに咲く高砂ゆり。


更新日:2017年8月23日 水曜日 00:00

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