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イワツツジ満開、川遊び楽しく♪連休3日目の玉川峡
大阪の自然の奥座敷、和歌山県橋本市宿の市設民営・温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」近くの玉川峡は、連休最後の7月17日、可憐なイワツツジ(岩躑躅)が満開となり、大勢の家族連れらが川遊びなどを楽しんだ。
この日は「海の日」――。県指定の名勝・玉川(紀伊丹生川)の清流は、紀の川を経て海を潤している。玉川の石は「玉川四十八石(たまがわしじゆうはっせき)」(玉川由来記)として名高い。
今、ツツジ科の落葉低木・イワツツジは、石の窪(くぼ)みに根づき、緑の葉をひろげて、淡紅色の釣鐘形の小花を咲かせ、杉木立の蝉の声や、玉川のせせらぎの音に抱かれている。
この連休中、「やどり温泉いやしの湯」には、京阪神方面から大勢の家族連れや職場グループが訪れて、川沿いを散策しながらイワツツジを観覧したり、両親に見守られながら遊泳&魚とりに挑んだり。ふだん静寂な峡谷は終日、歓声がこだました。
同温泉の西裕生(にし・ゆうき)社長は「皆さん、玉川峡で遊んだ後は、健康にいいといわれるナトリウム塩化物温泉でぬくもり、さらに地元野菜などの食事を楽しんでくれています」とにこにこ。
玉川愛好会の上西進(うえにし・すすむ)会長も「とくに夏休みになると、玉川峡は子供たちで大賑わい、自然の恵みを感じてもらえます」と話していた。
写真(上、下)は玉川峡に咲いたイワツツジ。写真(中)は両親らが見守られながら川遊びを楽しむ子どもたち。
更新日:2017年7月18日 火曜日 00:00