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星に願いを♪橋本駅に七夕飾り~乗降客ら短冊吊るす

「お客さまの願いを星に届けよう」と、和歌山県橋本市古佐田のJR橋本駅=坂本純一(さかもと・じゅんいち)駅長=は、同駅舎の改札口前に七夕飾りを設け、ベンと短冊を用意して、「自由に願い事を書き、吊るしてください」と呼びかけている。短冊は7月7日(金)、同県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社に奉納、成就祈願される。
同駅ではJR・OB提供の竹笹3本を飾り、枝々に色紙で作った輪飾りなどを取り付け、玄関上には竹筒に竹笹を挿(さ)して、可愛いパンダの縫いぐるみを置き、机上にはJR列車のイラスト入り短冊を用意。
近くには戦国武将・真田幸村ゆかりの紀州九度山手作甲冑(てづくりかっちゅう)真田隊=梅下修平(うめした・しゅうへい)隊長=が製作した手作り甲冑2対と、誰でも自由に被れる兜(かぶと)を展示している。
乗降客らは「みんなしあわせに」「わっしょいしたい」など、思い思いの心情を書いて、その短冊を竹笹に吊るしたり、豪快な兜を被ってスマホ撮影したり。県立橋本高校3年生の松本実樹(まつもと・みき)さんは、「短冊には大学合格祈願のことばを書きました。お陰で気持ちも落ち着き、頑張りたいと思います」と話していた。
七夕飾りは7月7日の午前8時まで設置。飾られた短冊は同日、丹生都比売神社に奉納し、「七夕祭・世界遺産登録祈念祭」で、祈願成就をお願いすることになっている。
写真(上)は七夕飾りに短冊を吊るす女子高生。写真(中)は机上に用意された短冊やペン。写真(下)はすぐそこに戦国武将・真田幸村の手作り甲冑が見えるJR橋本駅の七夕飾り。


更新日:2017年7月4日 火曜日 00:00

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