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向井会長FM放送の役割語る♪県内商議所女性会聴講

日々の暮らしや災害時に役立つ地域情報局の働きを知ってもらおうと、和歌山県橋本市の橋本商工会議所・女性会は、同市東家の「FMはしもと」=向井嘉久蔵(むかい・かくぞう)会長=局舎内で、県内6商工会議所の女性会役員を対象に、初の「向井会長・講演会&地域PRパネルディスカッション」を開催した。
「FMはしもと」(FMはしもと株式会社)は平成25年(2013)4月に開局。同28年4月には高野町でも放送開始。81・6メガヘルツで放送エリアは橋本市と九度山、かつらぎ、高野の3町。放送内容は自局制作のオリジナル番組。
豪雨に見舞われた6月21日、和歌山、海南、紀州有田、田辺、新宮、橋本の各商工会議所・女性会の役員ら30人が電車やマイカーなどで出席。橋本商工会議所女性会役員らが丁重に出迎えた。
登場した「FMはしもと」創設者・向井会長(元・和歌山県議会議長)は「橋本市議会は議員20人中、女性議員はわずか3人、衆議院議員も女性議員が少ない」という事例を提示。その上で「FMはしもと」社長には「男である私ではなく、私の息子の嫁・景子(けいこ)になってもらったところ、それが皆様に愛されて大成功しました」と、女性の素晴らしさを紹介した。
また、阪神淡路大震(平成7年=1995)の際には、地域放送局が大活躍したことにより、当時の郵政省がコミュニティー放送局の開局を認めるようになり、向井会長も「豊かな市民生活のために」と、開局に情熱を燃やした。
開局には巨額の費用がかかり、一旦は挫折しそうになったが、自身が県立橋本高校・創立100周年記念事業・実行委員長を務めた際、東京や大阪の優良企業で社長や重役で活躍中の、同級生や後輩たちから、「ふる里発展に向けて頑張ってくれ」と、開局には大いに賛同。出資者が相次いで、「そのお陰で開局できました」と述懐した。
その後も「FMはしもと」の健全運営には、巨額資金や有能な人材の必要性に迫られたが、向井景子社長らとともに熟慮。今は、スポンサー約120事業所、パーソナリティー約100人の組織も固まり、やっとの思いで軌道に乗った。「何よりも皆さまのご協力のお陰で地域情報を放送することができています」と謝辞を述べた。
さらに「FM局とはいえ、今は、外国でも携帯電話やパソコンで親しめること、FMは音質が良く、音楽を聴くには最高のことなどを紹介。「私は何と言っても美空ひばりの『みだれ髪』や『悲しい酒」が大好きです』と、昭和人の本懐を打ち明けて、会場を笑わせた。
最後に長州藩士で明治維新の指導者・吉田松陰の名言である、「夢なき者に理想なし 理想なき者に計画なし 計画なき者に実行なし 実行なき者に成功なし 故に夢なき者に成功なし」を紹介して締めくくり、賛同の拍手を浴びていた。
次に、向井社長の司会でパネルディスカッション。3基のマイクと音声収録機を設け、先ず海南商工会議所女性会の本田眞利子(ほんだ・まりこ)副会長、和歌山商工会議所女性会の松田美代子(まつだ・みよこ)会長、橋本商工会議所女性会の土井千弓(どい・ちゆみ)副会長の3人が、各女性会の活動内容を披露して、「わがまち自慢」をPR。
次に紀州有田商工会議所女性会の田邉定子(たなべ・さだこ)会長、新宮商工会議所女性会の清岡幸子(きよおか・さちこ)相談役、田辺商工会議所女性会の辻内紀子(つじうち・のりこ)理事の3人が登場し、同じ要領でアピールした。
例えば、海南は藤白神社・鈴木屋敷の修復、和歌山はわかやま商工まつりの賑わいぶり、橋本は8月の紀の川サマーボール花火大会など、紀州有田は箕島駅に座布団寄贈、新宮は環境美化活動、田辺は闘鶏神社の世界遺産・追加登録などが紹介された。
この内容は後日「FMはしもと」の橋本商工会議所・中小企業相談所の豊澤康範(とよざわ・やすのり)次長の番組で放送されることになっている。
向井会長の妻で、橋本商工会議所女性会の向井征美(まさみ)会長は、昨年の近畿商工会議所女性会連合会・橋本大会が大成功だったことに謝辞。向井社長が「大震災や豪雨災害などの際、FM局は真っ先に被災者の声を放送したい。それが、大切な人名救助につながります」と訴えて締めくくった。
写真(上、下)は向井社長=左=とパネルディスカッションする和歌山県内商工会議所・女性会役員たち。写真(中)は「FMはしもと」開局の夢…を講演する向井会長。

更新日:2017年6月23日 金曜日 00:00

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