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万葉歌・ダンス・管弦楽…♪初夏の橋本駅前大賑わい

和歌山県橋本市古佐田のJR・南海橋本駅前広場で、晴れわたった初夏の6月17日、ふる里の活況を目指す「駅前にぎわいパフォーマンス」が開かれ、シンガーソングライター・検校(けんこう)たかお&田中章悟(たなか・しょうご)さん、「パルポート彩の台キッズ・ジュニアダンスチームRed Family」、「伊都管弦アンサンブル」のメンバーが出演して、大勢の家族連れや乗降客を楽しませた。
とくに橋本市在住の検校さんは、福岡県出身、大阪育ち、大阪市職員。約25年前に再三、高野山へ登る自転車競技に参加した際、山河の風景豊かな橋本が好きになり、橋本市へ移住。約3年前には、若い頃、没頭していた音楽活動を再開した。
今回、橋本の「万葉の里」で詠われた万葉歌7首に、自らのオリジナル曲をつけて、アコースティックギターで歌い上げる「真土山哀歌」を制作。これが「万葉の歌音楽祭」(犬養万葉記念館主催)審査員特別賞を受賞し、「真土山哀歌」とともに「最後のふるさと橋本」など4曲を収録したCDアルバムを制作・発売、好評を博している。
この日、検校さんはラフなスタイルでギター抱えて登場。橋本駅の玄関わきに立つ「万葉歌碑」(白たへに にほふ真土の山川に 我が馬なづむ 家恋ふらしも=真土山の川(おちあいがわ)で、私の乗る馬が難渋している、家人が私を心配しているらしい)を紹介。そのうえで検校さんは、田中さんとともにギターを奏でながら、「真土山哀歌」などを詩情込めて歌うと、その場の雰囲気は万葉時代にタイムスリップ。多くの聴衆は、静かに聞き入り、やがて大きな拍手が起きた。
次に「パルポート彩の台キッズ・ジュニアダンスチームRed Family」=赤阪由合香(あかさか・ゆりか)代表=の子供や若者たち約40人が、各グループに分かれて出演。全員、心も体も軽やかなリズムに乗せて踊ると、家族や友人らの人垣が、懸命にスマホ撮影し、大切に記録していた。
最後に「伊都管弦アンサンブル」=西淵文彦(にしぶち・ふみひこ)代表=のメンバー約30人が、フルートやクラリネット、サックス、ドラムなどの素敵な楽器を持って登場。「勇気100%」や「海の歌メドレー」などを次々と演奏。床に座った男性や、日傘を差してベンチに並ぶ女性たちが、うっとりと耳を立てる。
近くに出店した橋本名物「遊佐氷室」のかき氷、「竹虎堂」の和菓子、「マロン」の焼きそばも、「うまい」と喜ばれていた。
橋本市観光協会会長の平木哲朗(ひらき・てつろう)橋本市長は、「きょうは観客がとても多いのでうれしい。検校さんは、大阪から橋本に移住されて、音楽活動している。これは少子高齢化の中で、とても有難く、ぜひ、多くの皆さん、橋本にきていただきたい」と話していた。
写真(上)は「真土山哀歌」を披露する検校さん&田中さん。写真(中)は「駅前パフォーマンス」の旗も楽しくなびく子供や若者たちの素敵なダンス。写真(下)は「伊都管弦アンサンブル」の演奏を聴く日傘の女性たち。

更新日:2017年6月18日 日曜日 00:00

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