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サンタは歌い♪お菓子どうぞ…橋本駅前Xマスライブ
和歌山県橋本市古佐田のJR・南海橋本駅前広場で12月24日、「駅前にぎわいパフォーマンス・クリスマスライブ」(橋本市観光協会主催)が開かれた。この日はクリスマスイヴ(聖夜)とあって、出演者らはサンタクロース姿で登場したり、サンタ姿の協会員が子供たちにお菓子をプレゼントしたり。楽しいクリスマスムードに満ち溢れていた。
最初、ウインドベルの市民グループ「ミューズ」(8人)が、ハンドベルで「聖しこの夜」など4曲を演奏。次に市職員でつくる地域活性化ロックンロールバンド「ザ☆太郎さんズ」(4人)が登場。ギター、ベース、ドラム、キーボードを奏で、オリジナルなクリスマスソングをかなり個性的なロック調で歌った。最後に県立橋本高校・ギター部(15人)が、4人前後のグループに分かれて出演。ギター伴奏に合わせて「恋人がサンタクロース」(松任谷由実さん作詞作曲)など、心に沁みるクリスマス曲を聖なる声で歌い上げた。
周辺には「軽トラ市」も立ち、キャベツやミカン、サトイモなど新鮮野菜・果物、特設テントでは焼きそば、焼いも、高野のやきもちなどを販売。
乗降客や車で来た人たちが、体でリズムをとって歩きまわるサンタとともに、体をゆすったり、手拍子をとったり。軽トラ市などの物販も大はやり。
とくに家族連れの子供たちが「メリークリスマス」と可愛い声を上げると、サンタは満面に笑みを浮かべながら近づき、お菓子の詰め合わせセットをプレゼント。子供たちは「わぁー甘そう」などと大喜びだった。
この日は雲間から太陽が顔を出し、やや暖かい素敵なクリスマスイヴに…。橋本市観光協会の平木哲郎(ひらき・てつろう)会長(橋本市長)は「皆さんのお陰で楽しいイベントになりました。これまで毎月1回の割合で、土曜日に〝駅前パフォーマンス〟を開催してきました。来年は橋本駅前だけでなく、高野口駅前も含めて、市民や高校生の協力もいただき、駅前活性化を進めたい」と話していた。
写真(上)はハンドベルでクリスマス曲を演奏する「ミューズ」メンバーと歌を口ずさむ家族連れら。写真(中)はサンタさんからお菓子のプレゼントに大喜びの子供たち。写真(下)はクリスマス曲を歌いギター演奏する橋本高校・ギター部のメンバー。