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勇壮!幸村の砲術演武~5日は武者行列や太鼓台…

戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町入郷の道の駅「柿の里くどやま」芝生広場で、五月晴れに恵まれた5月4日、伝統の「紀州九度山真田まつり」(実行委員会主催)が開幕した。本番の5日は伝統の武者行列、愛媛県新居浜市の「白浜太鼓台」練り歩きがある。
4日朝、芝生広場のステージで、大高範昭(おおたか・のりあき)実行委員長が開会を宣言。岡本章(おかもと・あきら)会長(町長)や国会議員、県会議員が挨拶、来賓紹介や祝電披露して開幕。
岡本会長は「真田まつりは、90歳代の方が子供の頃に体験していて、すでに100年以上の歴史があります」と説明。NHK大河ドラマ「真田丸」が放映された、昨年の観光客数は178万6000人で、平成18年(2006)町長就任当時の10倍以上にのぼっていることを紹介。「この大型連休は、子どもたち共に楽しんでください」と述べた。
この後、紀州九度山真田鉄砲隊、信州真田鉄砲隊、大阪城鉄砲隊の隊員計15人が、真田の赤備(あかぞな)えの甲冑(かっちゅう)姿で火縄銃を持ち、真田家の旗印・六文銭入りの幟旗(のぼりばた)を掲げて、颯爽と芝生広場に登場。
日本砲術家の澤田平(さわだ・たいら)隊長の陣頭指揮で、幸村が九度山で閉居した14年間に編み出した「砲術」を次々と披露した。
火縄銃に同時点火して発砲する「一斉射撃」の演武、城壁をも打ち砕くという「抱え筒(かかえづつ)」、馬上から短筒(たんづつ=短銃)を撃つ「馬上術」、さらには「つるべ撃ち」「立ち放ち」「ひざ放ち」などの、巧妙果敢な砲術を演じると、大勢の人垣がどよめき、「すごい!」という感嘆の声がもれる。
澤田隊長は「馬上術」について、「これは大坂夏の陣で、幸村が馬にうちまたがり、徳川家康公に接近、短筒を発射寸前、馬が暴れ出し、短筒を落とした。もし、馬が暴れなかったら、徳川幕府はなく、今の日本、今の世界はない」と語った。
演武後の「記念撮影会」では、家族連れらが鉄砲隊を取り囲み、子供たちは火縄銃に触れたり、撃ち方を教わったり。家族や友人らは、その楽しい光景を必死でスマホ撮影し、友人知人に配信していた。
このほか真田豊実(さなだ・とよざね)さんのマジックショーや、空手演武、子どもダンスなどを披露。道の駅「柿の里くどやま」駐車場では、愛媛県の新居浜太鼓祭りの「白浜太鼓台」(長さ約12メートル、高さ約5・5メートル、重さ3トン)を展示。飾り幕は大坂の陣の光景や真田・六文銭の旗印入りで眩(まぶ)しいばかり。
本番の5月5日は、午後1時から真田祭りの武者行列の出陣式・真田出陣太鼓が鳴り響き、同30分~武者行列が出発。真田昌幸・幸村父子、嫡男・大助に扮した真田3代など計150人が馬や徒歩で出発、「真田のみち」(九度山商店街)など約2キロを行進。この後「白浜太鼓台」が道の駅周辺約800メートルを練り歩くことになる。
これらに先立ち、午前10時からの「Kudoyama Live」では、橋本高校ギター部が演奏。人気の藪下将人(やぶした・まさと)さん、さつきのあきさん、浦部陽介(うらべ・ようすけ)さんが歌い、同11時からは「紀の国やっちょん踊り」がある。
岡本会長は「とくに白浜太鼓台は、大坂の陣の光景が描かれた飾り幕があり、幸村の里で初披露していただくことに。ぜひ、ご覧ください」と話していた。
写真(上、中)は幸村が編み出した「砲術」を披露する鉄砲隊。写真(下)は甲冑姿の鉄砲隊と記念撮影する子どもたち。

更新日:2017年5月5日 金曜日 00:00

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