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「畑ごんぼキッズ」今春から開催♪橋本ひだまり倶楽部
子供たちの自然体験に貢献している和歌山県橋本市北馬場の「橋本ひだまり倶楽部」=辻澤昌平(つじさわ・しょうへい)会長=は、今春から同市西畑の国城山山腹で、名物〝幻のはたごんぼ〟栽培体験をしてもらう初の「畑ごんぼキッズ」を開催する。同倶楽部では「子どもたちの成長の一環として、ぜひ畑仕事に挑んでほしい」と参加を呼びかけている。
同倶楽部の会員は、橋本市運動公園の北側にある「学習体験棟」を拠点に、周辺の「郷土の森」の散策道の整備や、植林、草刈りなどを実施。
ここを舞台に3、4、5歳児は「森のようちえん」「わかごんぼ」、小学校1、2年生は「トムソーヤ」、同3~6年生は「自然体験クラブ」に参加。森の中で花、土、昆虫、野鳥、木の実、風、緑、紅葉などを体感。
これまでも「畑ごんぼ栽培」は行ってきたが、種まきから収穫まで、終始一貫スケジュールに基づき実施するのは初めて。
この「畑ごんぼキッズ」は、4月22日~12月13日、原則第2、第4土曜日の午前9時~正午、橋本市西畑の国城山の山腹にある産直市場「くにぎ広場」近くの畑で開催(小雨決行)。
その「合同説明会」は4月16日午前9時から、郷土の森「学習体験棟」で開催。「畑ごんぼキッズ」は、国城山の「幻のはたごんぼ遊び塾」=岩橋久和(いわはし・ひさかず)塾長=が協力・指導にあたり、子どもたちが土を耕す、種をまく、水をやる、肥料を与えるなどして、12月13日の「畑ごんぼ収穫祭」で締めくくる。
また「畑ごんぼ栽培」だけでなく、ごんぼコロッケを味わったり、絵本を読み聞かせてもらったり。時には渋柿の脱汁づくりや竹工作を体験、近くのツリーハウスに登り市街地や紀の川を展望して、楽しい時間を過ごす。
畑は「くにぎ広場」から徒歩約5分の場所で、参加者は「くにぎ広場」で集合・解散することになっている。
「幻のはたごんぼ」は、和歌山県の「プレミア和歌山」認定推奨品で、審査員特別賞に輝いた逸品。同倶楽部では「子どもたちには、ぜひ、畑ごんぼキッズに参加して、その栽培と自然の素晴らしさを体験してほしい」と言っている。
定員20人。参加費は1人1万5000円(保険代など含む)で、定員になり次第締め切られる。
問い合わせ・申し込みは橋本市北馬場454、橋本ひだまり倶楽部(電話・FAX=0736・32・5151)。
写真(上)は畑ごんぼづくりの畑をめざして山道を歩く子どもたち。写真(中)は畑を耕す子どもたち。写真(下)は畑ごんぼを収穫して大喜びの子どもたち=橋本ひだまり倶楽部が撮影・提供。