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民族楽器や衣装楽しむ♪子どもら国際人の基礎培う

外国の文化や生活を体験する「高野口インターナショナルフェスタ」が、1月29日、和歌山県橋本市高野口地区公民館=北浦健司(きたうら・けんじ)館長=で開かれ、小中学生を含む大勢の家族連れらが、日常生活と一味違った楽しいひとときを過ごした。とくに子供たちは、国際人に成長する心を得たようで、北浦館長が終始、やさしく見守っていた。
この日、橋本市国際親善協会の元事務局長・和田照子(わだ・しょうこ)世話人ら「メロディーマニス」の5人が「民族楽器演奏会」に出演。
インドネシアの竹製民族楽器・アンクルン=軒先に干すご飯を野鳥から守る竹製「鳥脅し」がルーツ=と、南米パラグアイの民族楽器・アルパ=クラシック・ハープの半分の大きさ=で、日本民謡「さくら」「春の小川」「ふるさと」など9曲を演奏。家族連れらに演奏方法も教え、子供たちは涼やかな音色に思わず微笑(ほほえ)んでいた。
「民族衣装試着コーナー」では、卓上にインドのサリーや中国のチャイナドレス、韓国のチマ・チョゴリなど、20か国の色とりどりの衣装を展示。来場者がそれぞれ好みの衣装を自由に試着し、両親や友人らが懸命にスマホ撮影。映像保存や配信を楽しんでいた。
「世界の料理教室」では、インド式ヨガ・インストラクターのギリ・ガネーシュさんが、豆と野菜カレーづくりなどを指導。参加女性たちは、髪を色とりどりの三角頭巾で飾り、挑んでいた。
「民話紙芝居」「子どもの主張」英語発表会&国旗あてクイズ大会では、高野口小学校4年生の女子児童2人が、地元に伝わる「鐘の池の由来と大蛇の伝説」の紙芝居を英語で語り、自分の進みたい道を英語で披露。多くの視聴者を「えらい」と感激させる。
玄関ロビーでは、日本文化の代表的な「お茶席」が設けられ、着物姿の女性たちが、丁寧にお客様を接待、お茶を振る舞い、出席者を堪能させていた。
2月12日(日)午前9時30分からは、橋本市教育文化会館2階大ホールで、橋本市国際親善協会主催の「小学生英語発表会、中・高校生スピーチコンテスト」を開催。紙芝居などの朗読、英会話、英語劇などを発表、国際人の基礎を培うことになっている。
写真(上)は和田・元橋本市国際親善協会事務局長にアンクルン演奏を体験させてもらう子供たち。写真(中)は参加女性たちにインドカレー料理を指導するギリ・ガネーシュさん。写真(下)は民族衣装を試着した可愛い子どもたち。


更新日:2017年1月30日 月曜日 00:00

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