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かがやく日矢♪力強く~水仙も瑞々し~仕事始め橋本
正月4日の和歌山県橋本・伊都地方は、空一面、白雲に覆われ、時折、雲間に太陽がかがやき、山河ある街には、幾筋もの日矢(ひや)が射して、「仕事始め」の日の力強い光景を呈した。
橋本市役所の「仕事始め式」は、同市教育文化会館で開催。平木哲朗(ひらき・てつろう)市長は「財政難の中、市発展に向けて頑張ろう」「今は職員数が減り、仕事量は増えたので、体調管理に十分注意を」などと激励、健闘を誓い合った。
東家の愛宕山(あたごさん)裏の高台から北側を望むと、和泉葛城山系の山々をバックに、中世の長藪城址(ながやぶじょうし)のある城山(しろやま)が、くっきりと墨絵のように稜線(りょうせん)を示す。その手前の京奈和自動車道・橋本IC付近や、国道371号交差点などは、昨日までと違って、仕事始めの乗用車や、初荷満載のトラックなどが頻繁に往来する。
南側を望むと、国城山や雨引山の上空から、市役所や図書館、商工会館、商店・民家の屋根などに向けて、時折、眩しいばかりの日矢が射し、足元では沢山の水仙(すいせん)の花が、まるで「今年もよろしく」と笑っている様子。
〝はたごんぼ〟販売で名高い国城山中腹の産直市場「くにぎ広場」(橋本市南馬場506の5)では、1月5日から営業開始。午前9時から「ぜんざい」(計150人分)が振る舞われる。
「ぜんざい」はなくなり次第終了。営業時間は午前9時~午後5時。毎週火曜日定休となっている。
写真(上)は雲間から力強い日矢が射す仕事始めの橋本のまち。写真(中)は長藪城址のある城山をくっきり遠望。写真(下)は雲間の日矢は輝き「今年もよろしく」と水仙の花たち。
更新日:2017年1月5日 木曜日 00:00