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おぉ?!国城山で桜満開♪元旦・甘酒ふる舞いも

弘法大師・空海が、高野山往来の途中、必ず合掌したと伝えられる和歌山県橋本市西畑の国城山(くにぎさん)で、12月28日、春に咲く桜・染井吉野(そめいよしの)が満開になり、年の瀬の国城山ならではの趣(おもむき)を呈している。平成29年元旦午前7時頃からは、地元有志で組織する国城委員会が、山頂の国城神社境内で、初詣客に甘酒を振る舞う予定で、満開の染井吉野も歓迎してくれそう。
国城山は標高552メートルで、征夷大将軍・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ=758~811)ゆかりの聖山。毎春、沢山の染井吉野が満開になり、山麓の市街地から見上げると、山肌にピンク色の雲が沸き立つような光景になる。
この冬一番の寒さとなった年の瀬、見事、満開になっているのは、国城神社から約50メートル下の坂道沿いに立つ1本の染井吉野(高さ約5メートル、枝張約3メートル)。まだまだ若木らしく、花は小さいが瑞々しく、堂々と寒風に吹かれている。
国城山は、郷土伝説によると「弘法大師・空海が、橋本の賢堂と高野山を結ぶ黒河道(くろこみち=世界遺産)を往来した際、明神ケ田和(みょうじんがたわ)」の峠(とうげ=標高約400メートル)で立ち止まり、酉(とり=西)の方角にある国城神社を仰いで、手を合わせたと伝えられている。
山上からは、和泉山脈と紀の川、橋本・伊都地方の町並みが一望できるし、元旦の夜明け、東の空の晴れ渡った際、ごく稀(まれ)に万葉集にある「かぎろひ=曙光(しょこう)」が見られることも。境内には男女トイレ、展望台には双眼鏡(無料)、休憩所には3人掛けの長椅子4脚がある。
国城山への登山ルートは、南海和歌山線「紀伊清水駅」付近から登る市道・清水~西畑線と、同市賢堂の「定福寺(じょうふくじ)」付近から登る市道・賢堂~国城山線がある。
岩橋久和(いわはし・ひさかず)委員は「国城山にある染井吉野のうち、なぜか季節を間違えて、寒風の中、満開になる桜があります。酉年元旦も甘酒と染井吉野で、素晴らしい年でありますように」と祈っている。
写真は、いずれも国城山山頂付近の道沿いで、季節外れの満開の染井吉野。

更新日:2016年12月29日 木曜日 00:01

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