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桜満開〝鯉幟の川渡し120匹〟…紀伊丹生川

和歌山県九度山町の紀ノ川に注ぐ紀伊丹生川で、4月8日、名物「鯉幟(こいのぼり)の川渡し」が行われた。
九度山町商工会青年部などでつくる「九度山 I LOVE 運動推進会」の会員らが、紀伊丹生川(幅約100メートル)に、鯉幟約120匹を吊るしたロープを渡した。
また、川岸には昨年4月から1年間、町内で生まれた赤ちゃん26人の名前を染め抜いた旗を立てて祝った。
この日、朝から快晴で、風はやや冷たかったものの、やっと春本番の陽光があり、堤防沿いの桜は春らんまん。
鯉幟は緋鯉(ひごい)や真鯉(まごい)から、金太郎が背中にまたがったジャンボなものまで、春風をいっぱいにはらんで、気持ちよさそう。
ちょうど〝真田のみち〟(南海高野線・九度山駅~紀ノ川・九度山橋間1キロ)周辺で、「第4回人形めぐり」が開かれており、訪れた人たちは、川をまたいで泳ぐ鯉幟の壮観さに見とれていた。
写真(上)は春の陽光を浴び、風をはらんで泳ぐ鯉幟。写真(中)はひとりベンチに座り、桜と鯉幟を楽しむお年寄り。写真(下)は満開の桜の向こうで気持ちよさそうに泳ぐ鯉幟の群れ。


更新日:2012年4月8日 日曜日 20:51

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