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すてき「柿料理レシピ集」♪79品種紹介・進呈OK
日本一の柿の名産地、和歌山県橋本・伊都地方の柿を使った「伊都地方の柿料理レシピ集 2016」が発行され、県内外の消費者から「柿料理がおいしく楽しい」と喜ばれている。
橋本・伊都の各市町、JA、伊都振興局などでつくる「伊都地方農業振興協議会」が5000冊を発行。冊子はA4判、22ページ、カラー刷り。
柿料理は伊都振興局農林水産課(旧・農業改良普及センター)が中心となり、約30年前から料理研究・開発を実践。柿を使った郷土料理や創作料理、柿スイーツなど79品種を同冊子にカラー写真入りで掲載した。
例えば、主食では「柿の葉寿司」「柿トースト」「柿パスタ」、おかずでは「柿入り酢豚(すぶた=柿酢あん)」「柿と春菊の白和え」「柿と海草のサラダ」、スイーツでは「柿アイス」「柿の抹茶ケーキ」「柿の寒天寄せ」など、とても素敵な品ぞろい。
このほど、柿産地の良さを知ってもらおうと、橋本市民会館で開かれた「都市消費者交流会」で、伊都振興局農林水産課の大東京子(おおひがし・きょうこ)主任が、この柿料理レシピ集を配布すると、大阪の都市部から参加した46人の女性たちは、「わぁ!これいいね」とどよめく。
大東主任が「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺(正岡子規)という俳句があります。日本一の柿生産量は奈良県とお思いでしょうが、実は和歌山県(うち6割は橋本・伊都地方)なのです」と切り出し、柿料理を解説すると「わかり易い」と好評を博していた。
この柿料理レシピ集は、今回のような機会あるごとに配布しているが、希望者は伊都振興局か橋本市役所に連絡して出向けば、1人1冊進呈される。
問い合わせは伊都振興局地域振興部農業振興課(電話=0736・33・4930)=橋本市市脇4の5の8。橋本市経済推進部農林振興課(電話・0736・33・6113)。