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真白き〝高砂ユリ〟満開♪お盆過ぎの橋本風情
世界遺産・高野山の山麓、和歌山県橋本地方で、お盆過ぎの8月17日、真っ白な高砂(たかさご)ユリが満開になり、夏から秋へかけての、微妙な季節の移ろいを呈している。
高砂ユリは台湾原産で、日本では園芸用に移入され、種子が風に運ばれて広範囲に分布。時には集団移動し、繁殖地が変わる。
橋本市東家の愛宕山(あたごさん)北側の高台では、この高砂ユリが群生。高さ約1メートルの茎から、数輪の花(直径15~20センチ)が咲き競う。
高砂ユリの向こうには、京奈和自動車道・橋本IC、古い長藪城址(ながやぶじょうし)のある城山が霞んでいて、この季節特有の風景を見せている。
高砂ユリは、同自動車道の原田跨線橋(こせんきょう)東方や、その側道の両サイド、橋本カントリークラブ・ゴルフ場の西側斜面でも、無数に開花。
家族連れや若いカップルらは、安全な場所に車を止めて、巧みにスマホ撮影。友人知人には、「見て見て、きれいやろ♪」と配信している。
写真(上)は京奈和自動車道・橋本ICや城山を背景に満開の高砂ユリ。写真(中、下)は国道371号バイパスわきの山斜面に咲く高砂ユリ。
更新日:2016年8月18日 木曜日 00:00