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高砂ユリ群生開花♪初秋の気配~京奈和道わき山斜面

和歌山県橋本市を縦断する京奈和自動車道・橋本IC~橋本東ICの両サイドの山斜面などで、真っ白い高砂ユリが満開になり、夏から秋にかけての微妙な季節のうつろいを感じさせている。
高砂ユリは、台湾原産だが、日本では園芸用に移入、種子が風に運ばれて広範囲に分布。時には集団移動して、繁殖地が変わるという。
京奈和自動車道では、詳しくは橋本市原田の原田跨線橋(こせんきょう)~同市隅田町垂井付近の山斜面に群生。高さ約1メートルの茎から、数輪の花(直径15~20センチ)を咲かせている。
この高砂ユリは、8月上旬から下旬にかけて開花。お盆で帰省する多くのドライバーの目に映り、次々と通り過ぎて行ったに違いない。中には、京奈和自動車道・橋本ICから側道に下りて、側道を隅田町方面に走り、安全な場所に車を止めて、じっくり観賞する花ファンもいる。
近くの特別養護老人ホーム「ひかり苑・天佳苑」のデイサービスの高齢者を、車で送迎している森安欣吾(もりやす・きんご)さん(元市議)は、「お年寄りはとくに季節に敏感で、高砂ユリを車窓から見るたびに〝わあ、きれい〟と大喜び。たとえ認知症の方でも、高砂ユリには感動しておられる様子です」と、自然の良さを語っていた。
写真はいずれも京奈和自動車道わきの山斜面に咲いた高砂ユリやその群生。


更新日:2015年8月18日 火曜日 00:00

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