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民謡Cに「小さな親切」実行章♪子供や高齢者を魅了

小学生に民謡の素晴らしさを伝え、施設の高齢者に民謡を楽しんでもらっているとして、和歌山県橋本市の橋本市民大学「いきいき学園 民謡クラブ」=寺前玲子(てらまえ・れいこ)代表、会員23人=に、このほど公益社団法人「小さな親切」運動本部=鈴木恒夫(すずき・つねお)代表=から「小さな親切」実行章が贈られた。
同民謡クラブは平成19年(2007)7月20日に発足。60~80歳代のクラブ員で構成。これまで橋本市内の小学校9校、特別養護老人ホームなど12福祉施設を訪問してきた。
その活動ぶりは、例えば小学校では「民謡鑑賞会」のタイトルで実施。ゲスト出演者も含め、三味線と尺八演奏に合わせて「ソーラン節」「橋本音頭」など8曲前後を披露。子供たちに網引きや踊りを体験させた。
また、寺前代表らが三味線の音色を実演紹介したうえ、三味線の弾き方の基本を教え、「西洋音楽も大切ですが、やはり日本の子供たちは、先ず日本文化・邦楽を大切にしてほしいです」と力説。社会福祉施設では、高齢者にとって懐かしい民謡の数々をうたい、和やかな時間を提供してきた。
橋本市教育文化会館で行われた「小さな親切」実行章の伝達式で、橋本市教委の小林俊治(こばやし・しゅんじ)教育長が、その「素敵でモデル的な活動ぶり」を讃え、寺前代表は「今回の受章は一人ひとりが一枚岩になれた賜物です。これからも力を合わせてがんばりたい」と誓っていた。
写真(上)は「ソーラン節」を披露する民謡クラブの人たちと網引きを演じる小学生たち。写真(中)は小林教育長から「小さな親切」実行章を伝達される寺前代表。写真(下)は「橋本音頭」をうたう民謡クラブの人たちと輪になって踊る小学生たち。


更新日:2016年7月20日 水曜日 00:00

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