ニュース & 話題

ミニ電車に母子ら歓声♪元鉄道マン極田さん奉仕活動

和歌山県橋本市隅田町中島の大阪市営地下鉄元職員の極田宗彦(ごくた・むねひこ)さん(62)・清美(きよみ)さん(57)夫婦は、郷土のイベント会場や公民館駐車場などで子供たちを対象に「ミニ電車に乗ろう」(無料)奉仕活動を展開、多くの子供やお母さんたちを喜ばせている。
5月20日には橋本市恋野地区公民館の駐車場で「ミニ電車に乗ろう」イベントが開かれ、同公民館の乳幼児サークル「なかよし会」などの母子ら約40人が参加。「ぴよぴよクラブ」の田原聖美(たはら・さとみ)代表が「きょうは子供たちを遊ばせながら、お母さんもホッとしてくださいね」と挨拶した。
極田さんは、会場に円状に長さ69メートルのレールと警報機を設け、沿線をプランターの花々で飾り、レール上には極田さん手作りの南海電鉄の「天空」(4両編成)を用意。列車は土台が鉄製、車体はベニヤ板製で綺麗に塗装。1両当たりの長さ1・3メートル、高さ30センチ、幅24センチの大きさで、動力はバッテリー。
この日、前の2両は「天空」、後の2両は普通車両で、子供やお母さんたちは、車両の屋根にまたがって乗車。極田さんは最終車両で運転し、ブレーキ&加速ハンドルを巧みにこなす。
同公民館の大居満佐子(おおい・みさこ)館長の「出発進行、エイエイオー!」の合図で、極田さんが高らかに警笛を鳴らし、力強く出発すると、子供たちは目をぱちくりさせ、お母さんらもにっこり。
カッタンコットンとレールがきしむ。まわれの景色が後ずさりする。沿線では友人知人が待ち構え、手を振ったり、スマホ撮影したり。約2時間の「ミニ電車の世界」を満喫した。
極田さんは昭和51年(1976)~平成23年(2011)、大阪市営地下鉄で主に地下鉄5号(千日前線)を中心に駅員、車掌、運転士、助役を勤めた。「ミニ電車に乗ろう」奉仕活動を始めたのは、平成12年(2000)秋の「橋本商工祭り」(現・まっせ はしもと)から。
今は自ら制作した「天空」やJR特急「くろしお」、蒸気機関車&客車2両と、最長120メートルのレールを活用。
極田さん夫婦は、社会人の長男・二男とも協力。橋本市内のイベント会場や恋野、山田、学文路、紀見、紀見北、高野口の各地区公民館の駐車場、さらに新宮市や奈良県五條市にも出向いている。
極田さんは幼少の頃から大の鉄道マニアで、「私は何を置いても、電車が大好き。このミニ電車があれば、愉快に運転できるし、そのうえ大勢の子供たちに、喜んでもらえたら本望」と、やさしい笑顔を見せていた。
写真は楽しい雰囲気でいっぱいの「ミニ電車に乗ろう」イベント=最後部で運転するのが極田さん。

更新日:2016年5月21日 土曜日 00:00

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事