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真田の兜飾り・なんとカラフル♪~子供ら制作に挑戦

NHK大河ドラマ「真田丸」放映で高野山麓のまちが盛り上がる中、子供たちを対象にした「真田を知り、兜飾りをつくる」教室が、和歌山県橋本市教育文化会館で初めて開かれた。講師の日本学術振興会特別研究員・池本裕行(いけもと・ひろゆき)さんは「この時間が楽しい思い出になり、少しでも歴史に興味を持ってくれたら…」とほほ笑んでいた。
橋本市図書館=宮井利明(みやい・としあき)館長=が主催。3月末、第4回「ぶっくんクラブ」の勉強の一つとして企画。幼稚園児や小学生ら16人とお母さんら8人が参加した。
池本さんは「真田幸村(信繁)は九度山に14年間住んで大坂の陣に出陣」「信繁は橋本のまちを築いた応其上人と深い交友」「真田信繁は戦国武将、幸村は後の創作」「幸村は〝戦国無双〟や〝戦国BASARA〟などに主要人物として登場」「家紋とは日本の家々につたわる紋章で、真田家は六文銭」などと、わかりやすく話した。
この後、子供たちは池本さんや宮井館長、職員、ボランティア女性の指導で、色とりどりの色紙や紐(ひも)、ハサミ、ノリなどを使って「真田の兜飾りつくり」に挑戦。剣(つるぎ)や手裏剣(しゅりけん)、六文銭を作って台紙に貼ったり、紐に兜をぶら下げたり、そのまま頭に被れる兜も作り上げた。
最後に並んで記念撮影。子供たちは自らの手作り兜を颯爽とかぶり、カラフルなモビールを胸の前に示して、「こんなの出来ました」と満足した様子。元・小学校校長でもある宮井館長は終始、子供たちを見守り、「皆さん上手につくることができました」と心から讃えていた。
写真(上)は「幸村の兜作り」に挑戦する子供たちの会場風景。写真(中)は真剣にハサミを使う子供たちと出来上がっていくカラフルな兜飾り。写真(下)は記念撮影で兜をかぶり作品を披露する元気な子供たち。


更新日:2016年4月8日 金曜日 00:00

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