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「サニーちゃん通信」展示~織物のまち発信・中本さん

日本一のパイル織物の産地、和歌山県橋本市高野口町の手芸家・中本敏子(なかもと・としこ)さん(48)は、約3年間にわたり高野口パイルファブリックを紹介してきた「サニーちゃん通信」最終号を発行したのを節目に、今、橋本市地場産業振興センター「裁ち寄り処」で、自らの手芸作品とともに「サニーちゃん通信・紹介展」を開いている。3月20日(日)まで。入場無料。
「サニーちゃん通信」はA4判で、イラストや文章は手書き。地元の繊維会社など、高野口織物に関心の深い市民ら約100人に、高野口ファイルパブリックのほか「暮らしに役立つ繊維」「サニーちゃん作品」「折々の気持ち」を綴り、紹介してきた。
その第1号は2012年4月、東日本大震災の被災地、宮城県気仙沼市の仮設住宅C棟宛ての官製はがき。これは橋本市の女性の「はがき激励」ボランティア募集に応えたもので、はがきは32号まで。その後はA4判の印刷物として、今年3月の最終号まで発行してきた。今回はその「サニーちゃん通信」を会場壁面に掲示している。
近くには婦人発明家協会アイディア賞を受賞した再織ドレス、国の伝統的工芸品・紀州へら竿で飾ったパイル織物バッグ、橋本市のマスコットキャラクター「はしぼう」の前・後ろ姿、かわいいサニーちゃん人形、橋本市の基礎を築いた木喰応其上人の紙芝居など、自らの自信作を展示している。
今後も4月1日(金)~3日(日)には、JR和歌山線・高野口駅前の葛城館で「再織展」があり、4月10日(日)は橋本市教育文化会館でのチャリティーコンサートでは、声楽家が中本さんの再織ドレスを着用して出演する。
4月26日(火)~5月8日(日)の和歌山市のギャラリーAQUAでの「わんこ にゃんこ展」にも、可愛い高野口サニーちゃんを出展する予定している。
高野口ファイルパブリック情報については、「サニーちゃん通信」のかわりに、自分のブログで発信することにした。
中本さんは、江戸時代に大畑才蔵が、紀の川を整備したことから高野口の綿生産が成長。紀州藩から綿産地に指定され、今の繊維の町につながっていることから、「今後そんな歴史的な経緯・物語を、紙芝居や絵本で伝承できたら」と希望。
「これから100体の高野口サニーちゃん作って、小中学校で児童生徒たちに披露。古里の素晴らしさを知ってもらう」と張り切っている。
橋本市地場産業振興センター「裁ち寄り処」の開館時間は午前9時~午後5時。月曜日休館。
写真(上)は掲示された「サニーちゃん通信」と中本敏子さん。写真(中)は中本さん制作の木喰応其上人の紙芝居。写真(下)は「はしぼう」や「サニーちゃん」を披露する中本さん。

更新日:2016年3月12日 土曜日 00:00

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