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淀君・寄進の輪橋渡り初め♪3月・丹生都比売神社

和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生晃市(こういち)宮司=は、3月12日午後3時から、平成の大修理を終えた同神社・鏡池の太鼓橋(輪橋=りんきょう)の「渡り初め式」を行うと発表した。丹生宮司は「参拝・観光客の皆さまには、この式典の後、自由に渡っていただきます」と説明。大勢の同神社ファンはその日を心待ちにしている。
同神社によると、この太鼓橋は、日本の歴史的美人として名高い豊臣秀吉の側室・淀君(よどぎみ=茶々)の寄進と伝わり、全体は木造りで橋脚は石造り。長さ約20メートル、幅約3・5メートル。全体が大きな反りのある半円形で、欄干(らんかん)は高く、両端の擬宝珠(ぎぼし)は大きい。
平成の改修工事では、橋の底板を取り換えるなど、橋脚の木組み部分を強化。橋全体を本殿と同じ、江戸時代の赤みを帯びた弁柄色(べんがらいろ)に塗装。三つ巴(みつどもえ)の社紋(しゃもん)は金色、橋脚の木組みには墨色を施した。
すでに昨年末、工事は完成したが、太鼓橋は急勾配であることから、同神社では「安全第一」「凍結による転倒防止」の措置をとり、冬季期間を閉鎖中としている。
同神社によると「渡り初め式」は、丹生宮司が本殿で完成報告の儀式を営み、県や町、工事関係者、氏子らが参集して、雅楽を奏でながら太鼓橋を渡ることになる。
一方、同神社では赤外線センサーや防犯カメラ、人感センサーなど防犯・防災施設、第1駐車場にトイレ(10人用)を新増設。参拝・観光客の心が和むよう環境を整えている。
4月16日(土)午後6時からは「丹生都比売神社・ライトアップ点灯式」を行い、太鼓橋はもちろん本殿、楼門、中鳥居、外鳥居が、東京スカイツリー照明をデザインした戸垣浩人(とつね・ひろひと)さんによるLED照明でライトアップ。
4月17日(日)午後1時半頃には、例年通り「花盛祭・渡御の儀」があり、大天狗を先頭に、お神輿(おみこし)を担ぐ人、神玉や剣、弓矢を持った狩衣(かりぎぬ)姿の人など、約80人の行列が、太鼓橋を渡ることになる。
写真は3月12日午後3時からの「渡り初め式」の後、参拝・観光客も渡れることになる丹生都比売神社の太鼓橋。

更新日:2016年2月25日 木曜日 00:00

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