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幸村や10勇士・電柱75本飾る♪赤備えバス発車へ

平成28年1月10日から放映されるNHK大河ドラマ「真田丸」を控えて、真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町は12月31日までに、通称「真田のみち」周辺の電柱75本に真田幸村、父・昌幸、嫡男・大助と10勇士の電柱カバーを取り付け、「真田丸」ムードを盛り上げる。
電柱カバーのイラスト(高さ1・2メートル、幅60センチ)は、同町の公式キャラクター「ゆきむらさま」を描いた漫画家でイラストレーターの愛田(あいだ)クレアさんのしびれるような素敵な作品。
その内容は、六文銭入り赤備えの甲冑姿の幸村、昌幸、大助を個別に描いた絵と、その真田3代や猿飛佐助ら10勇士の計13人を集めて描いた絵の計4種類。いずれも戦国時代そのものの勇壮な表情だが、全員、大きく真ん丸い目が可愛いいので、見る人の心をほのぼのさせてくれる。
この電柱カバーは、南海高野線・九度山駅~紀の川・九度山橋の通称「真田のみち」の商店街周辺や、道の駅「柿の郷くどやま」にかけての電柱75本を飾る。
とくに幸村、昌幸、大助のイラストは「当たり電柱」として、あちこちに分散させ、計13本に取り付ける。大河ドラマ「真田丸」くどやま推進協議会事務局は、「幸村の里で、当たり電柱を探すのも、きっと楽しいと思います」と、まちなか散策をすすめている。
一方、すでに披露済みの真田家の家紋・六文銭や結び雁金(かりがね)入りの「真田赤備えバス」は、1月24日(日)~翌年1月7日(土)の土曜、日曜、祝日、定期路線バスとして本格的に運行。九度山駅から、町内の臨時駐車場を経由、道の駅「柿の郷くどやま」までの間を走る。運賃は1乗車大人100円、小児50円。とくに歩行困難な方々に喜ばれそう。
郷土の活性化を図っている九度山住民クラブの阪井賢三(さかい・けんぞう)代表は「大河ドラマ・真田丸を控えて、すでに観光客が増えています。九度山手作甲冑真田隊や住民有志の方々とともに、しっかりまちを盛り上げたい」と話している。
写真(上)は真田幸村の電柱カバー。写真(中)は九度山駅前で披露された「真田赤備えバス」と九度山手作甲冑真田隊。写真(下)は真田3代と真田10勇士の勢ぞろいした電柱カバー。


更新日:2015年12月30日 水曜日 00:00

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