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太鼓橋、弁柄色に♪~丹生都比売神社~3月渡り初め

世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生晃市(にゅう・こういち)宮司=の鏡池に架かる太鼓橋(輪橋=りんばし)の〝平成の改修工事〟は12月14日完成し、神々しい姿をあらわして、平成28年3月に「渡り初め式」が営まれた後、参拝・観光客が渡れることになる。
この太鼓橋は木造りで、橋脚は石造り。長さ約20メートル、幅約3・5メートル。全体が大きな反りの半円形で、欄干(らんかん)は高く、擬宝珠(ぎぼし)は大きい。
今回、石の橋脚の木組み部分を強化。橋全体は本殿と同じ弁柄色(べんがらいろ)を使い、江戸時代の赤みを帯びた茶色に塗装。三つ巴(みつどもえ)の社紋(しゃもん)は金色、橋脚の木組みは墨色を施した。
この日、7月から覆われていた工事用シートや、足場などがすべて取り除かれ、弁柄色の太鼓橋は、鏡池にまるで〝逆さ富士〟のように映り、泳ぎ回る沢山の錦鯉(にしきごい)もうれしそう。
同神社によると3月に、丹生宮司が本殿で完成報告の儀式を営み、県や町、工事関係者、氏子らが参集して「渡り初め式」を行う予定。参拝・観光客はその後、自由に往来できることになる。
この太鼓橋は、すでに〝平成の造営〟で弁柄色に塗り戻した本殿などに美しく調和。とくに4月の花盛祭には、大天狗(おおてんぐ)などの渡御(とぎょ)行列が雅やかに渡り、鏡池は夏にはスイレンと錦鯉、冬には薄氷に斑雪(まだらゆき)を置くなど、刻々と変わる景色を楽しめる。
和歌山市から訪れた参拝・観光客は「1700年の歴史あるこの素晴らしい神社で、きょうは偶然、太鼓橋の姿も拝むことができて、本望です」と喜んでいた。
同神社ではさらに赤外線センサーや防犯カメラ、人感センサーなど防犯・防災施設も新増設、第1駐車場にトイレ(10人用)も完成させ、参拝・観光客とともに気持ちよく新年を迎えたい考え。
写真(上)は弁柄で地味な朱色の塗装を終えた丹生都比売神社の太鼓橋。写真(中)は今年4月の花盛祭で渡御行列が渡った太鼓橋。写真(下)は三つ巴の社紋も金色に輝く塗装を終えた太鼓橋。

更新日:2015年12月15日 火曜日 00:00

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