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橋本駅クリスマスツリー綺麗♪紀見東中の女生徒制作

和歌山県橋本市城山台の市立紀見東中学校=地村知三(ちむら・ともぞう)校長=の美術部員らが制作したジャンボ・クリスマスツリーが12月、同市古佐田のJR橋本駅に飾られ、「わぁ綺麗♪」と乗降客らを魅了している。岩田芳和(いわた・よしかず)駅長は「当駅では今後、クリスマスソングを流し、より楽しい雰囲気にしたい」と言っている。
岩田駅長は「このクリスマスツリー、高さが約4メートルもあり、JR和歌山支社管内の駅では、一番の大きさです」と説明、「ツリーの台部分には鉄製の重しを活用して、倒れないよう安全策を講じました」と言う。ツリーにはサンタクロースやリボン、ベルなどが多彩に吊るされ、色とりどりの電飾で飾られている。
これは先月、紀見東中学校2年生の橋谷陽菜(はしたに・ひな)さんら女生徒2人が、同駅の「職業体験学習」に訪れ、駅の装飾学習の一つとして、小さなクリスマスツリーを制作した。この時、同駅の酒谷篤史(さかたに・あつし)係長が「どうせ作るなら、もっと大きくて見事なものを」と考え、同中学校・美術部に協力を依頼し、快諾を得て実現した。
橋谷さんら職業体験の女生徒2人と、同校美術部の女生徒10人の計12人が橋本駅に集合。同駅が用意したハサミや飾り材料を使って、ベルやリボンなど約100点を制作、高野口商工会が提供したツリーに吊るした。同時に駅舎の壁幕(高さ1メートル余り、長さ約10メートル)にも、トナカイやサンタなどを装飾した。
このため同駅は一気にクリスマスムードが盛り上がり、乗降客らは「季節を感じる」「心が癒される」などと大喜び。2年生で美術部長の若林千啓(わかばやし・ちひろ)さんと橋谷さんの2人は、「ツリーが大きいので、制作できるか不安でしたが、立派に出来上がって感激」「多くの皆さんに見てもらえて、とてもうれしいです」と話していた。
写真(上)は綺麗に飾られたサンタやベルなどの飾り。写真(中)は紀見東中学校・美術部員らのクリスマスツリー制作風景。写真(下)はJR橋本駅を飾るクリスマスツリー。


更新日:2015年12月5日 土曜日 00:00

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