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個性溢れる写真展見てね♪橋本フォトクラブ濱口会長

古里の山河やまちの風景などを、昔ながらのモノクロフィルムで撮影している和歌山県橋本市東家5丁目の濱口進(はまぐち・すすむ)さん(76)が「橋本フォトクラブ」会長に就任して半年余――。11月19日(木)~22日(日)、橋本市東家の橋本市教育文化会館4階で、男女会員の作品を集めた「橋本フォトクラブ第41回写真展」が開かれる。濱口さんは「当クラブは各自の個性を尊重しているので、作品にその人の心がそのまま現れています。ぜひ、ご覧いただき、できれば写真撮影にも興味を持ってください」と呼びかけている。入場無料。
濱口さんは、元林野庁・営林署に勤務。昭和50年(1975)に橋本駅前の当時「ハートスタジオ」で知り合った写真愛好家10数人が集まり「橋本フォトクラブ」を創設。毎年1回の写真展を目指して、お互いに心や技術を切磋琢磨(せっさたくま)し合ってきた。
現在会員数は、女性6人を含む23人で、年齢は30歳代~80歳代の無職、会社員、医師、農業、教員、公務員などさまざま。今春は琵琶湖・沖島に渡ったり、九度山の真田まつりに出掛けたり、撮影を楽しんできた。
今回も「写真展」は橋本市文化協会、フォトスタジオグループが後援。会員がモノクロ、カラー、自由題で、1人1枚以上~1組以上出品する。
時間は19日(木)=午前9時~午後5時、20日(金)=~同8時、21日(土)=~同5時、22日(日)=~同4時。21日は午後1時から、写真家・松原時夫さんによる講評がある。
濱口さんは、すべてモノクロ・フィルムを毎月5~6本(36枚撮り)使い、主に郷土・橋本・伊都地方の山河、まち・人・自然を撮影・保存。今回、どんな作品を発表するか楽しみ。今春、橋本市文化賞の受賞者で前会長の写真家・大谷憲裕(おおたに・のりひろ)さんと交代した濱口さんは「幸い当会の会員数は創設当初の約2倍を堅持していますが、高齢化には違いありません」と説明。そのうえで「撮影には現場に出掛けるし、撮影の瞬間は無理な姿勢で臨む必要もあります」と健康長寿への効用を認め、「写真はいろんな自然やまちの風景、家族の暮らしの記録にも」と入会を勧めている。
橋本フォトクラブ例会=毎月第3金曜日の午後7時30分~9時30分、橋本市隅田町の東部コミュニティーセンター開催。お互いの写真を持ち寄り批評し合う。写真展や入会の問い合わせは濱口進会長(電話=0736・32・0443)。
写真(上)は橋本フォトクラブ会長の濱口進さん=紀の川・橋本橋近くで。写真(中、下)は過去の橋本フォトクラブ写真展の風景。


更新日:2015年11月9日 月曜日 00:38

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