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真田赤備え列車11月参上!南海・九度山駅舎も改装

来年のNHK大河ドラマ「真田丸」放映にちなみ、戦国武将・真田幸村ゆかりの高野山や九度山のまちを盛り上げようと、南海電鉄=遠北光彦(あちきた・てるひこ)社長=は11月1日から約1年間、高野線・難波駅~極楽橋駅間で、真田一族が武装した朱色の甲冑(かっちゅう)を思わせる「真田赤備(あかぞな)え列車」を走らせる。
この列車は高野線2000系車両(4両1編成)。車両外観を朱色にラッピングし、車体と内装の要所には、真田家の家紋「六文銭」や「結び雁金(かりがね)」をあしらっている。
一般座席は赤い布に「六文銭」、優先座席は若草色の布にハート形の「六文銭」をデザイン。外観は雄々しく、車内は心あたたまる雰囲気になっている。
真田幸村は、関ヶ原の戦いで敗退して、蟄居(ちっきょ)を命じられ、高野山・蓮華定院(れんげじょういん)で起居したが、避寒(ひかん)のため山麓の九度山に移住。大坂の陣・出陣までの14年間を家族らと共に過ごした。
すでに高野線・九度山駅も「真田・赤備え」に改装していて、間もなく「六文銭」を染め抜いた暖簾(のれん)や幕を掲げて完成する。
南海電鉄は「九度山町=岡本章(おかもと・あきら)町長=の協力を得て、これらの施策を進めてきました」と説明。来年1月からの「真田丸」放映を控えて、早くも高野山や九度山の道の駅「柿の郷くどやま」などは大賑わいで、とくに「真田の赤備え列車」は、鉄道ファンを魅了しそう。
写真は(上)は「真田赤備え列車」とアピールする仮装武将と九度山町キャラクター「ゆきむらさま」。写真(中)は「真田赤備え列車」の一般座席。写真(下)は真田の「六文銭」と「結び雁金」入り外観。


更新日:2015年10月29日 木曜日 00:00

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