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えがおde絵手紙三人展♪妙寺駅舎で80代女性

絵手紙で人々と交流している80歳代の女性3人による「えがおde絵手紙三人展」が、10月24(土)~26日(月)、和歌山県かつらぎ町妙寺のJR和歌山線・妙寺駅舎(改札口東側)の伊都観光物産センター「マルシェ」で開催。この3人展は初めてで、講師の宮井晶子(みやい・あきこ)さん(60)は「絵手紙を通じて、3人とお友達との心の交流が、ほのぼのと伝わってきます。ぜひ、ご覧ください」と呼びかけている。観覧無料。
3人は新日本婦人の会伊都支部・たけのこ班のサークル「絵手紙 小組」(宮井晶子代表、会員15人)のメンバーで、村上敦子(むらかみ・あつこ)さん(88)、野口美和子(のぐち・みわこ)さん(85)、山崎重子(やまざき・しげこ)さん(80)。毎月1回、妙寺公民館で、絵手紙の勉強を続けている。
今回の三人展の会場には、3人直筆の絵葉書と、3人の友達からの返信・絵手紙など計約250点を展示。例えば茄子(なす)の絵に「味噌田楽はいかがです」、柿の絵に「秋の味覚 色が好き」、水仙の絵に「北風に負けずに咲く…」などと、ソフトなタッチで心を表現。
友だちからはシュウメイギク(秋明菊)の絵に「重子さんを見習ってこれからの人生を歩もかナ」や、娘からは唐辛子の絵に「米寿やね おめでとう(中略)仲間の皆さんの優しさに感謝の気持ち忘れないで笑顔で暮らしましょうね」の言葉がしたためられている。
開幕前日の23日(金)、「絵手紙 小組」のメンバーが協力して、丹精込めた3人の作品を綺麗に展示。宮井さんは「小池邦夫(こいけ・くにお)先生(日本絵手紙協会会長)が〝ヘタがいい ヘタでいい〟と言われるように、絵手紙の絵や文字の出来不出来ではなく、宛先の方を思いながら描くことが大切です。その点、3人の方々の絵手紙、友だちから届いた絵手紙は、素晴らしい作品揃いです」と話した。
この三人展期間中は、午前10時~午後3時。駐車場あり。「絵手紙 小組」教室は、毎月第2土曜の午後1時30分~午後4時、妙寺公民館で開催。参加希望者は、新日本婦人の会伊都支部に月会費900円を納入。絵の具やはがきなど材料は自己負担。問い合わせは宮井さん(携帯電話=090・2282・2268)へ。
写真(上)は「えがおde 絵手紙 3人展」会場で講師の宮井さん、山崎さん、野口さん、準備に働いた女性たち。写真(中)は3人の好きな言葉や趣味などの紹介文。写真(下)は美しく展示された3人展の絵手紙。


更新日:2015年10月23日 金曜日 16:36

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