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いざ参らん!真田幸村モバイルスタンプラリー開幕
戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町で10月1日、地元や大阪の観光・飲食・土産スポットに置いたQRコードを集めると、666人が賞品をもらえる「真田幸村モバイルスタンプラリーin九度山2015」が始まった。来年1月からはNHK大河ドラマ「真田丸」が放映されるだけに、九度山町まちなか活性化協議会=会長・岡本章(おかもと・あきら)町長=は、「ぜひモバイルスタンプラリーに参加し、幸村がいた郷の良さを感じてください」と呼びかけている。参加無料。平成28年2月29日(月)まで。
真田幸村は〝関が原の戦い〟で敗退後、大阪の陣に出陣するまでの14年間を九度山で過ごした。同スタンプラリーは、九度山や大阪の各エリアに設置されたQRコードを携帯電話やスマートフォンで読み取り、真田幸村や真田十勇士をデザインした電子スタンプとポイントを集めるもので、同協議会では「真田幸村 いざ決戦の地へ」などのサブタイトルでアピールしている。
スタンプ用QRコードの設置場所は、九度山エリア=真田庵、真田の抜け穴、旧萱野家、松山常次郎記念館、道の駅「柿の郷くどやま」、南海高野線「九度山駅」、飲食・土産エリア=そば処「幸村庵」、柿の葉寿司「九和楽」、真田いこい茶屋、ベーカリーカフェ「パーシモン」、おやつの時間cafe style、ファーストプレイス・グラタンカフェ、松本商店、梅下百貨店、やま物産、ピザハウスMieux、大阪エリア=阪堺電車「天王寺駅前電停」、大阪市天王寺区役所、總本家釣鐘屋、雑穀屋やま元、海鮮居酒屋 大枡、ヘアーサロン ミヤワキ。また、ポスター・チラシの設置場所は南海電鉄主要駅、九度山町内各所、各協賛店としている。
参加方法は▽ポスター・チラシに掲載されている登録用QRコードを携帯電話やスマートフォンで読み取り、スタンプラリーへの参加登録を行う▽各エリアに設置されたスタンプ用QRコードを読み取り、専用サイトへアクセスすると、真田幸村や真田十勇士をデザインした電子スタンプを獲得できる▽ジャンケン勝負の画面でジャンケンをし、その結果に応じてポイントが付与される(勝ち3ポイント、あいこ2ポイント、負け1ポイント)▽ポイントを集めて応募すると、抽選で総勢666人に商品券などの賞品が当たる。
賞品一覧はAランク「真田幸村賞」=18ポイント以上、九度山町商品券1万円分(6人)、Bランク「真田昌幸賞」=12ポイント以上、オリジナル六文銭ポロシャツ(10人)、手作り兜の子供用(5人)、真田グッ。ズ詰め合わせ(5人)、九度山産品詰め合わせ(5人)、九度山商品券3000円分(5人)、Cランク「真田大助賞」=6ポイント以上、オリジナル真田タオル(30人)、Dランク「真田10勇士賞」=オリジナルシール(600人)。賞品への応募は1人1回限りで、A~Cランクの商品への応募については、真田庵、真田の抜け穴、道の駅「柿の郷くどやま」に設置されたスタンプを全て取得した場合のみ可能としている。
この「真田幸村モバイルスタンプラリー」に伴い、次のようなイベントも開催する。
▽大西高志(おおにし・たかし)展覧会=10月10日午前10時~午後5時、道の駅「柿の郷くどやま」体験研修施設で。内容は国内外で活躍する日本画家・大西さんの「赤備え」と題する個展。観覧無料。問い合わせは九度山町産業振興課(電話=0736・54・2019)。
▽紀州九度山 楽市楽座=10月18日午前10時~午後4時、道の駅「柿の郷くどやま」芝生広場で。内容は和歌山県内で最大級を目指し、戦国時代の楽市楽座(自由市)を、現代のフリーマーケットとして開催。80ブースを予定し、戦国グッズを販売、飲食コーナーもできる。入場無料。問い合わせは九度山町まちなか活性化協議会(電話=0736・54・2019)。
▽第9回大収穫祭IN九度山=11月14日(土)、同15日(日)の午前10時~午後4時、道の駅「柿の郷くどやま」芝生広場で。内容は「富有柿」など地元特産の農産物の特売会やステージイベント。入場無料。問い合わせは大収穫祭IN九度山実行委員会(電話=0736・54・2019)。
写真(上)は「真田幸村モバイルスタンプラリーin九度山2015」が始まった道の駅「柿の郷くどやま」のQRコード設置場所の風景。写真(中)は同スタンプラリーをアピールする幸村さまの旗。写真(下)は同スタンプラリーの案内板。