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橋本駅前にLED電光掲示板~観光情報を発信
高野山麓のまち、和歌山県橋本市は、まちの観光情報を見てもらおうと、JR・南海橋本駅前に「フルカラーLED電光掲示板」を設置し、9月28日には時計台の時計位置を上部に移動させた。同電光掲示板は「橋本の見どころ」や「イベント情報」などを発信するので、観光客から「気軽に楽しい旅ができる」と喜ばれそう。
同電光掲示板は幅2・4メートル、高さ1・6メートルの大きさで、「紀の国わかやま国体」案内板の上に設置。橋本市観光協会が管理運営する予定という。総事業費約370万円で、国の地方創生交付金や県の観光施設整備補助金を活用した。
今は、橋本市内で開催中の国体・サッカー、バレーボール、ソフトボール競技の日時・場所案内をはじめ、橋本特産の国の伝統的工芸品・紀州へら竿や高野口のパイル織物を紹介。
また、人物画像鏡が伝わる隅田八幡神社や学問の神様・菅原道真公を祀る学文路天満宮、重要文化財の利生護国寺などの神社仏閣、さらに織田信秀・終焉の地や万葉人が往来した飛び越え石などを披露。
さらに橋本市HPの中の「おーい橋本」(動画)の「紀の川橋本サマーボール」や「駅前にぎわいパフォーマンス」などを発信している。
橋本市観光協会の畑野富雄(はたの・とみお)会長は「この電光掲示板は橋本駅の玄関からよく見えるので、乗降客のほとんどが気づいてくれると思います。観光地スポットなどのパンフレットは、橋本駅前の〝はしもと広域観光案内所〟に置いているので、電光掲示板では、素敵な観光情報を要約して、コンパクトに流したい」と言っている。
写真はいずれも橋本駅前に新設された電光掲示板。
更新日:2015年9月29日 火曜日 00:00