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名月は鐘楼門の空に♪妙楽寺境内で善男善女楽しむ

和歌山県橋本市東家の真言律宗・妙楽寺=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=で、9月27日夜、地元の善男善女10数人が集まり、〝中秋の名月〟と〝重陽の節句〟を兼ねた「観月会」が催された。
この夜は、高野山・重要行事で下山できなかった岩西住職に代わり、母・康子(やすこ)さんが日光、月光菩薩、弘法大師、不動明王像に般若心経を唱えた後、地元女性たちの協力を得て、境内の祭壇に萩薄(はぎすすき)を供花、善男善女を迎えた。
この夜は、古屋根に鯱(しゃちほこ)をいただいた鐘楼門の空に、澄み切った満月があらわれ、周辺の草むらでは無数の虫の合唱。集まった善男善女も、月光の下、般若心経を唱えて、すべての人々の幸せを祈った。
この後、妙楽寺再建再興委員会理事の奥村浩章(おくむら・ひろあき)さんが、妙楽寺本堂再建の希望を話し、森下功(もりした・いさお)委員長が「名月を楽しみましょう」と挨拶して、善男善女は、お月見団子などをいただきながら、日本の秋、橋本の秋を満喫していた。
写真(上)は妙楽寺の空に輝く2015満月。写真(中)はロウソクとススキの上に明るい1点となる名月。写真(下)は名月を愛でながら月見酒、お月見団子などを楽しむ善男善女たち。


更新日:2015年9月27日 日曜日 22:50

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