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「高野の花たち」(44)細川の祇園さんのヒガンバナ

ヒガンバナ(彼岸花)は人里近くの土手や田畑の畔、墓地などに群生する多年草で、花言葉は情熱、独立、悲しい思い出、想いはあなた1人、と4つもあります。
古い時代に中国から入ったものといわれています。ヒガンバナの名は、秋の彼岸の頃に咲くので、この名がついたようで、別名・曼珠沙華とも呼ばれ、赤い花を表わす梵語だそうです。
9月、地中の鱗茎から50~70センチの花を輪状につけます。彼岸のころ、田んぼの畦道などに群生していると、ほんとうに秋が来たという気分にさせてくれます。
ヒガンバナがどうして一斉に開花するのかというと、種子が出来ないため、球根が分かれて増えるので、親と同じ性質を持つクローンだからだそうです。従って日本中のヒガンバナは、ほとんど同一のクローンというわけ。ヒガンバナが球根だけで増えるのに、なぜ全国に広がっていったのか、それは人の手によって全国に植えられていったからです。
ヒガンバナは高野山内では皆無でしたが、ここ2、3年の間に山内のところどころで見かけるようになりました。写真は高野山のふもと、高野町西細川にあって、「細川の祇園さん」と呼ばれている八坂神社周辺に咲き乱れ、静かなたたずまいにマッチし、とても素敵なロケーションをかもしだしています。(T記)

更新日:2015年9月22日 火曜日 13:44

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