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紀北工高・植選手、高校総体・重量挙げ銀メダル報告
和歌山県立紀北工業高校・ウエイトリフティング部・3年生の植暁人(うえ・あきと)選手が全国高等学校総合体育大会(インターハイ)ウエイトリフティング(重量挙げ)77kg級で銀メダルを獲得し、8月28日、橋本市役所で平木哲朗(ひらき・てつろう)市長に入賞報告した。来月26日に開催される紀の国わかやま国体にも出場する植選手は、「ぜひ、表彰台に立てるよう頑張りたい」と意欲を示した。
植選手は8月4日、兵庫県明石市の明石中央体育館で開かれた全国高校総体の重量挙げ77kg級のスナッチ(109kg)で第2位入賞。ジャークは126kgを記録、トータルでも4位入賞を果たした。
植選手は身長が高く、中学生時代にはバスケットボール部に所属したが、高校入学後は、「細い体を鍛えたい」と決心。重量挙げ強豪校の同校ウエイトリフティング部に入部。厳しい練習を重ねてきた。
橋本市役所・市長室で行われた入賞報告会には、植選手と樫葉直(かしば・ただし)校長、硲雅樹(はざま・まさき)監督(教諭)が出席。
先ず、平木哲朗(ひらき・てつろう)市長が「紀北工業高校は、ソーラーカーなど工業技術を含め、スポーツ面でも活躍が著しい。本市は企業誘致を推進しているので、将来は橋本市に住み、まちを盛り上げていただきたい」と期待。土井裕美子(どい・ゆみこ)市議会副議長や小林俊治(こばやし・しゅんじ)教育長も「2位入賞は家族や監督さんら周囲の支援のお陰」「国体、さらには2020年のオリンピックでも頑張って」と激励した。
これに対し、樫葉校長は「このような報告会に出席できてうれしい」と謝辞を述べ、硲監督も「植選手は、身長の高いハンディを克服して、見事2位入賞を果たしてくれた」と説明。植選手は国体で「ジャークでもいい成績を上げ、表彰台に立ちたい」と話し、大学進学後も「頑張りたい」と誓っていた。
写真(上)は平木市長に2位入賞報告をする植選手。写真(中)はスナッチ(109kg)に挑んだ植選手。写真(下)は入賞報告に出席した左から植選手、樫葉校長、硲監督。