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高野山案内犬「ゴン」に御盆献花~夫婦が清掃奉仕も

高野山開創1200年の「御盆」を控えて、九州の〝ボランティア夫婦〟が、和歌山県九度山町の女人高野・別格本山「慈尊院(じそんいん)」=安念清邦(あんねん・せいほう)住職=に祀られている高野山案内犬「ゴン」の彫像に、綺麗な蓮(はす)や菊などを供花。多くのゴンちゃんファンが冥福を祈っている。
ゴンちゃんは紀州犬と柴犬の雑種。昭和63年(1988)春、慈尊院に住みつき、大勢の参拝者を高野山(標高約850メートル)の金剛峯寺・壇上伽藍・奥の院に続く「町石道(ちょういしみち)」(計約24キロ)を案内。「お大師様の使いの名犬」として愛されたが、平成14年(2002)6月、老衰のため永眠。同院は境内に弘法大師像のそばに座る「ゴンの石像」を建立し、ゴンの偉業を讃えている。
この彫像に献花したのは、福岡県から訪れた60歳代の夫婦で、御盆(13日・迎え盆~16日・送り盆)を控えて、この弘法大師とゴンの彫像、さらに御堂内に蓮、菊などを飾った。夫婦は4年前から再三、同院を訪れ、境内や石垣周辺で、雑草を刈ったり、竹箒(たけぼうき)で掃き清めたり、奉仕活動を続けているという。
安念邦賢(ほうけん)副住職は、「もともと寺院の清掃は、地元の檀家の方々がしてくれていましたが、高齢化とともに高所からの転落事故も怖いので、私たち住職、副住職がやることにしました。その姿を見かねたのでしょうか、ご夫婦が清掃にきてくれるようになりました」と説明。さらに「御盆など大切な仏教行事の際には、必ずお大師さまとゴンちゃんの彫像に、花を供えてくださいます。ゴンちゃんもきっと喜んでいることと思います」と感謝していた。
写真(上)は掃き清められ献花で飾られたゴンの彫像。写真(中)はゴンの彫像に合掌する家族連れ。写真(下)は弘法大師・空海のそばに座るゴンの彫像。

更新日:2015年8月11日 火曜日 00:00

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